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北村匠海、宮沢りえ、榎本司、加藤庵次、穐本陽月、赤間麻里子、永瀬正敏が出演する映画『しびれ』が、2026年に全国公開される。
映画賞新人賞を席巻した『佐々木、イン、マイマイン』、続く『若き見知らぬ者たち』と、現実に抗いながらも何かを掴もうとする若者の青春を見つめてきた内山拓也監督が、故郷の冬の新潟を舞台に、居場所とアイデンティティを模索する少年の物語を自伝的作品として描く渾身の一作。
テーマソングはSADFRANK「Hymn To Love」。

先月11月に開催された第26回東京フィルメックスでは、日本作品で唯一、コンペティション部門に選出。マティアス・ピニェイロ監督ら審査員から「静寂と変化、柔らかと硬さなどが内包され、バランス感覚に満ちた映画である」と評され、審査員特別賞を受賞した。
そして、この度、2026年2月12日から22日まで開催される、世界三大映画祭の一つであるベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出品されることが決定。ベルリン国際映画祭は来年2026年で76回目を迎える歴史と伝統ある映画祭で、パノラマ部門は世界中から良質の作品を幅広いジャンルで集めた部門だ。

曇天に覆われ、大きな波がうねる日本海沿いの町に暮らす少年、大地は、幼少期に暴君のようだった父の影響から言葉を発しない。今は母の亜樹とプレハブで暮らしているが、水商売で稼ぐ亜樹はほとんど家に帰らず、生活は苦しい。やがて亜樹と共に叔母の家に身を寄せるが、どこにも居場所はなく、ひとりで過ごしては内気になっていった。そんな中、大地は父の行方を求めて生家を訪ねることを決意。これを境に、彼の運命は大きく揺らいでいく。心のよるべなき貧困、誰にも見つからぬように生きる孤独の中のささやかな救い、憎くて愛しい母への複雑な感情。流されるままに生きているようで、歩みを止めない大地。そんな彼がかすかな光を手繰り寄せ、息をのむような大きな愛を知るまでの20年間が、徹底した少年の視点で綴られていく。

この度この度、90秒の予告編が完成した。
北村演じる大地が母親から届いた手紙を読むシーンから始まる本予告編。そこから、ことばを発することができなくなった大地が、冬の新潟で宮沢演じる母の亜樹と暮らした日々の断片が綴られていき、少年期を演じた榎本司、加藤庵次、幼少期を演じた穐本陽月の姿も収められています。後半は燃えさかる炎、うねる日本海、鉛色の曇天など壮大なスケールの映像が挿入。息子に激しい感情をぶつける母親の姿は親子の激動の日々を想起させますが、小さな浴槽でふたりが向き合う場面では、それぞれが噛み締める束の間の幸せ、母親からの確かな慈愛が滲み、「母が嫌いだった。それでも今は寂しい。」というキャッチコピーが一層切なく、際立つものに。ラストには車を運転する成長した大地の横顔が映し出され、その目には微かな光が宿る。セリフこそないものの、変幻自在なまなざしで胸に秘めた怒りや希望を表現した北村、そして、一人の女性の20年を演じ切った宮沢の凄みの一端を見ることができる予告編となった。

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#北村匠海 #宮沢りえ #しびれ

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