4月10日の「四万十の日」にちなみ高知県四万十市の四万十川で船上結婚式が行われ、一組の夫婦が愛を誓いました。

船上結婚式は四万十川の自然の中で思い出に残る式を挙げてもらおうと四万十市の屋形船業者と美容室などの共同企業体、『四万十D&H』が毎年行っています。20回目の節目の今回、13組の応募から選ばれたのは四万十市出身で現在は愛媛に暮らす、本山整(もとやま・ひとし)さん(40歳)と奈緒(なお)さん(34歳)夫婦です。2人は四万十川に浮かぶ屋形船で指輪の交換などを行い愛を誓いました。

(本山整さん・奈緒さん)
「この雄大な四万十川のように強く広い心を持ち、永遠に変わることなく、喜びも苦しみも分かち合い、どんな困難も2人で乗り越えていきます」

三里沈下橋近くの河原では親族らが色とりどりの葉を指で描いた“ウエディング・ツリー”を2人に贈りました。

(本山整さん)
「結婚して5年という節目でもあり、コロナもだいぶ落ち着いてきたので、今年やってみようかという話になって(応募した)」

(本山奈緒さん)
「きょうは天気も良かったのでとても良かったと思います」

また、船上結婚式を20回続けてきた『四万十D&H』に対し四万十市から感謝状が贈られたあと、親族らが沈下橋から船上に立つ2人に花吹雪を舞い散らせ祝福しました。

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