人生でもっとも脂が乗る年代と言われているのが30代。経験と体力がかみ合い充実した仕事ができるのは俳優もまた同じはず。ここでは2023年に30歳を迎える女性俳優をピックアップ。近年の活躍をまとめていきたい。

【写真】華やかさと演技力、変わらぬ透明感が魅力の1993年生まれの女優陣

◆有村架純/2月13日生まれ

 人気・実力ともに日本を代表する若手女優の1人といっても過言ではないのが有村架純。2022年は映画『前科者』で主演を務め、保護司役を熱演。さらに7月期放送のドラマ『石子と羽男‐そんなコトで訴えます?‐』(TBS系)では中村倫也とともに主演を務め、複雑な過去を持つパラリーガルを演じたほか、映画『月の満ち欠け』にも出演。テレビや映画で大活躍だった彼女の2023年は、すでに大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合)や主演映画『ちひろさん』が待機している。

◆吉岡里帆/1月15日生まれ

 吉岡里帆は2022年、笑福亭鶴瓶とダブル主演を務めた『しずかちゃんとパパ』(NHK BSプレミアム)のほか、Disney+で配信のドラマ『ガンニバル』にも出演。スクリーンでは『ホリック xxxHOLiC』でセクシーな女郎蜘蛛を演じたほか、『ハケンアニメ!』では主演を務めることに。さらに沖縄戦の惨状を描いた『島守の塔』にも出演。また7月には主演舞台『スルメが丘は花の匂い』も上演された。そんな彼女の2023年は、主演映画『アイスクリームフィーバー』の公開や写真集の発売が予定されている。

◆のん/7月13日生まれ

 女優業だけでなくアーティストとしての活動も展開中ののんは、2022年2月公開の『Ribbon』で長編映画初監督を務めたほか脚本や主演も担当。以降も『さかなのこ』や『天間荘の三姉妹』といった映画作品で主人公を演じている。彼女の2023年の創作活動にも期待したい。

◆新木優子/12月15日生まれ

 2023年の12月に30歳となる新木優子。2022年は『梨泰院クラス』の日本版リメイクとなった竹内涼真主演『六本木クラス』(テレビ朝日系)でヒロインの1人を演じたほか、映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』でもヒロインを演じた。

◆新川優愛/12月28日生まれ

 2019年に突如一般男性と結婚し世間を驚かせた新川優愛は、2022年も女優として大活躍。連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)では、3人目のヒロイン・ひなた(川栄李奈)の親友・藤井小夜子を演じたほか、ドラマ『個人差あります』(東海テレビ・フジテレビ系)や映画『極主夫道 ザ・シネマ』に出演。また11月には第1子の妊娠も報じられた。

◆志田未来/5月10日生まれ

 子役として幼い頃から抜群の演技力を発揮していた志田未来も2023年で30歳を迎える。2022年はドラマ『いぶり暮らし』(BS松竹東急)で主演を務めたほか、ドラマ『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)や映画『窓辺にて』に出演。2023年はすでに1月から大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合)や『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)、『リエゾン ‐こどものこころ診療所‐』(テレビ朝日系)に出演するなど、引き続き活躍。

◆武井咲/12月25日生まれ

 武井咲も2023年で30歳。2022年3月に第2子を出産した彼女だが、30代に突入し女優として表舞台に帰ってきてくれるのを期待したい。(文:スズキヒロシ)

Write A Comment