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 女優の松本穂香が29日、都内で行われた映画『君が世界のはじまり』(7月31日公開)の完成記念トークイベントに参加。高校時代の演劇部の思い出話に花が咲かせた。

 松本が演じるのは、大阪のすみっこの町で退屈な日々を過ごす高校2年生の少女・えん。変わらない町でくすぶる高校生たちの、危うくも儚い青春ストーリーが描かれる。

 共感できるキャラクターと問われると純を挙げ「私も親に対して言葉にできない、愛情があるからこそツンツンしちゃうところはある。あそこまで分かりやすくはないですけど(笑)」と振り返っていた。

 同作で松本は、ふくだももこ監督と2度目のタッグ。ふくだ監督は「今回は若いキャストが多く、経験が少ない子もいた。穂香ちゃんに私の方に来てほしかった。何を言ってもやってくれる。信頼ですね」と振り返る。松本は「『演出側も知ってもらいたい』という気持ちを知ったのは取材が始まってから。その時は自然とメッセージとかで『ここの台本の流れは、どう思う』というのはしてましたね」と撮影を懐かしんでいた。

 そして、高校時代の思い出話に。演劇部だった松本は「視聴覚室で、ひっそりやってました。全然、人は来なかった。体育館でやっても音響の設備が悪すぎて声が何も届かなくて、ただジタバタしているだけみたいな」としみじみ。「でも高校生なので、届いてなくても、一生懸命やってましたね」と笑顔で話し「いろんな役をやりました。冷凍マグロの役とか。あとは、アニメ好きの子が考えている台本だったりするので、ベルを鳴らしたら時が止まる役とか。私がチリンチリンと鳴らしたら、みんなが止まるんです。それを人が少ない中で一生懸命やっていましたね」と高校生のころを朗らかに思い出していた。

 同映画は、ふくだももこ氏の原作を脚本家・向井康二氏が再編。ふくだ氏は、デビュー小説『えん』が、すばる文学賞佳作を受賞し、映画監督としての顔も持ち、松本とは『おいしい家族』(19年)でタッグを組んだ。その『えん』と『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』の2作品を向井氏がひとつの青春物語に完成させた。

 トークイベントには中田青渚、片山友希、金子大地、甲斐翔真、小室ぺい、ふくだ監督も参加した。

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