小説家湊かなえが「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」とまで語った渾身の作品で、累計発行部数100万部を超える(6月6日現在)『母性』(新潮文庫刊)が映画化され、公開日が2022年11月23日に決定したことが6日わかった。(配給:ワーナー・ブラザース映画)
この度、特報映像が解禁された。解禁となった特報映像は、戸田恵梨香演じるルミ子の「愛能う限り、娘を大切に育ててきました。」という告白めいたセリフとともに、地面に横たわる女子高生の姿とネット上の高2女子死亡記事が映し出される不穏な雰囲気で幕を開ける。
そして〈1つの事件〉が母(戸田恵梨香)と娘(永野芽郁)それぞれ〈2人の証言〉で語られていく。「何をすれば、母は愛してくれるのだろうか。」とつぶやく娘の清佳。交差する母と娘の視線。母と祖母(大地真央)に挟まれて歩いていたはずが、いつの間にか母が中心にいる映像に切り替わるように、語られる視点によって180度見えかたが逆転していく映像が見るものを惑わす。
そして燃え盛る家から娘を背負いながら逃げる母の姿と泣き崩れる娘。
最後には首にロープがかかった状態で横たわる娘に手を差し伸べ「愛してる」と囁きながら、怒りとも嘆きともとれる狂気の表情を浮かべる母の姿が。いったいこの母娘に何があったのか?事件はなぜ起きたのか?そしてタイトル「母性」が意味するものとは。