人の趣味を笑いとばすとは、最低の振る舞いではないだろうか。
7月1日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)にて、女優の新木優子が披露したハロー!プロジェクト愛を芸人たちが笑い飛ばし、アイドルファンからの猛批判にさらされているようだ。
ゲスト出演の新木は、大学生の時にモーニング娘。のパフォーマンス動画を観て虜になり、先週にもライブに足を運んだと告白。スタジオでは“ライブのコール再現できます”とのことで、ツアーシャツとキャップを身に着け、ペンライトを手にモー娘。の「わがまま 気のまま 愛のジョーク」に合わせて応援コールを生披露してみせた。その場面をアイドル誌ライターが振り返る。
「新木は曲やコールを熟知しており、適切なタイミングで『愛されたい 愛さーれたい!』とシンガロングしたり、振りに合わせてジャンプするなど、ファンのお作法を完璧に再現。その様子には番組を見ていたハロヲタからも《にわかと思ったらガチだった!》と驚きの声があがっていました。ところが一生懸命にコールを再現する新木に対し、有田哲平や徳井義実らレギュラー芸人たちはゲラゲラ笑う始末。しかもMCの上田晋也は途中で曲を止め、『頭のまんま終わるんだったら見所ない』と言い放ったのです。これには視聴者も《お前が勝手に見所の前で止めたんだろう!?》と怒り心頭でしたね」
さらにはコールを披露し終わった新木に対し、上田は「見所なし!」と絶叫。これにはハロヲタのみならずアイドル好き全員が激怒したのは間違いないところだ。しかもアイドル好きを怒らせる場面は、これだけに留まらなかったのである。
「有田は自分がゲラゲラ笑っていたことを棚に上げて『モー娘。をさ、本当に好き?』と質問。ここで新木が『大好きですけど、一人じゃ成り立たない』とごく真っ当に返すと、有田は自分が手本を見せてやるとばかりにコールの再現に挑戦。しかし恥ずかしがる姿をただ見せるだけ。これには新木も『違う~!』と不満顔でしたね。さらに徳井と原田泰造を含めた3人でコールを続けるも、結局は何も声を出さないおふざけを披露しただけ。その様子を上田は『しゃべくり史上、最もひどい』とけなしていましたが、真にけなされるべきは新木のアイドル愛を小バカにしてお笑いのネタにした芸人たちと制作陣のほうでしょう」(前出・アイドル誌ライター)
せめてもの救いは、こんな茶番劇に付き合わされたにもかかわらず、新木が「メチャメチャ楽しい」と笑顔で語っていたことではないだろうか。
(金田麻有)

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