漫画「巨人の星」主人公の星飛雄馬が俳優の井川遥さん、伊勢谷友介さん、剛力彩芽さんと携帯電話auのCMで共演、都内で記者発表が行われた。
 ビデオ参加した星飛雄馬は「みんなと仲良く新しいauを存分に楽しみたい。父ちゃんが厳しくて、まだスマホを持ってないんですけど」と語った。
 CM撮影中は、「くすっと笑える写真もあった」と井川さんは星の撮影秘話も明かした。
 3人のトークを聞いて星飛雄馬は「学生に優しいauに猛烈に感動している。早速父ちゃんにスマホを頼んでみます」と語った。
 KDDI(au)グループはauグループのロゴを刷新し、スマートフォン5機種を新たに発表。
 3月からスマートフォン(スマホ、高機能携帯電話)向けに、これまでにない新規サービスとして、指定する固定型のインターネット通信に加入すれば、スマホの利用料金を2年間、最大で月1480円割り引く「auスマートバリュー」を開始すると発表した。
 auのスマホの定額データ通信料金は通常月5460円なので、3割近く安くなる。固定通信とスマートフォンなどのサービスの統合的な提供につなげ、それぞれの顧客拡大や囲い込みを狙う。
 スマホユーザーは家族やグループなどで10回線(台)まで、それぞれ割り引きを受けられる。2年間は毎月1480円引きとなるが、それ以降も月980円引きでサービスを続ける。また、月390円でアプリ(応用ソフト)が定額で取り放題になるなどの特典がある新プラン「auスマートパス」という別のサービスも発表した。こちらも3月からスタートする。

 また、スマホの機種拡充も発表した。これまで日本ではNTTドコモが独占的に販売していた韓国サムスン電子製の「ギャラクシー」の最新機種「ギャラクシーSⅡWiMAX(ワイマックス)」や、人気の「インフォバー」でテンキーを配した新モデルなど計5機種を今月20日以降順次発売することも発表した。

 KDDIの田中孝司社長は、同日午前、東京都内で開いた発表会で、「オープンで、制約のない世界』へのパスポートにしたい」と力を込めた。

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