親愛なるみなさんへ、

これは、ちょうど四年前の私です。
インスタや美しく編集された写真ではない、私の体験の1ページをみなさんとシェアしたいと思いました。

この頃、当時の結婚生活が崩壊し、ご覧の通り私は生々しくも脆弱に震え、不安感に怯え、ハートがボロボロに壊れて完全に自分を見失ったように感じていました。両目は常に泣いていたことから真っ赤で腫れぼったい毎日でした。感情面が限界を迎えると、それは体にも出るもの。左目のまぶたは炎症を起こし、私は食欲を失ったことから体重が減り、体力も衰え、さらなる疲れや不安感を呼び起こすような負のスパイラルに陥っていました。例えば、シャワーを浴びるといったシンプルな動作さえ不可能に感じたり、意味のないように感じていました。

こんなどん底からの立ち直りは痛いほどにスローに感じたものです。今、後になって振り返ってやっと言えることがあります。一歩ずつ、本当にゆっくりだったけど、苦しかったこと、辛かったことを通して初めて本当の意味で自分を大切にすることを学んできているのです。自分を愛することとは、鏡に映る容姿を好きになることなんかではなく(それを含むことがあってもいいけれど)、弱くなっている自分を抱き「大丈夫。ここに居るからね」って言えることなのだと思います。

だから今日は、そんな悲嘆の想いの反対側からみなさんにお手紙を書いてみたいと思いました。まだ変化途中で、これまでの自分のライフや考え方に収まりきれない自分がいるのですが..。そして、これからの人生がどうなるものなのかもわからないのですが..。だけど今の私は、バタついていながらも自分の未来にもう一度両腕を広げ、オープンになれているから!

最後に、私が辛かった時期、心いっぱいに支えてくださったお友達にありがとうを言わせてください。

そしてもし今、悲嘆や喪失感の真っ只中にいる方がいたら、覚えていてね。あなたは一人ではないよ。あなたの心を、とても近くに抱いているからね。🦋🙏🏼🔥🌎

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