ヴィルジニー ヴィアールによるシャネルの、2022/23年秋冬 オートクチュールコレクションが発表された。会場は、ブーローニュのエトリエ馬術センター。抜けるような青空の下、会場にはグザヴィエ ヴェイヤンによる美術セットが並べられ、シュールレアリスティックな世界観を演出する。

ガブリエル シャネルによる1930年代の作品にオマージュを捧げた今シーズン。冒頭でフォーカスしたツイードジャケットは、スクエアのショルダーラインや、グラフィカルな刺しゅうのあしらいが特徴的だ。

構築的なシルエットが目を引く前半のデイウェアに対し、後半のソワレは極めて軽やか。美佳がまとった、ティアードの隙間にフェザーを差し込んだシフォンのドレスに、素材、装飾様々な表現のブラックドレスが続く。フィナーレのローブ・ドゥ・マリエを着用したのは、ジル・コートリーヴ。グラフィカルにプリーツを重ねた胸もとに、たっぷりとボリュームをもたせたスカート、そしてフリンジのショールを組み合わせ、リラックス感のあるスタイルを完成させた。

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