「世界一売れたスニーカー」のゴアテックスバージョン
本企画では既に発売済みのシューズからBegin的な名作靴をご紹介！
名付けて「名靴座(めいかざ)」。
インスタ限定の新企画、ぜひご覧ください～!
名靴座
No.08
アディダスの
ゴアテックス
スタンスミス
「スタンスミス」といえば、テニスシューズの傑作。スタンスミスが元々クリーンな白なのはその出自にあります。
テニスはもともと上流階級の嗜み。テニスの世界大会のなかでももっとも権威あるウィンブルドン選手権では全身白の着用が規則で、おのずとクリーンなモデルとなっていったんですね。
とくに1971年に発売されたアディダスの「スタンスミス」は有名。’90年代当時で2000万足以上、世界でもっとも売れたスニーカーとギネスブックに認定されました。スリーストライプスをパンチングにして、運動時の通気性を高めたのも画期的だったそうです。
その後、一度現行から姿を消すも2014年、2年ぶりに復刻。キャンバススニーカーがほとんどだった当時の古着市場に、レザー製のスタンスミスは珍しかったことや、シャープなフォルムや上品な素材感はカジュアルすぎず取り入れやすい。と、「世界一売れたスニーカー」という称号に恥じない復活劇を果たすのです。これがのちのスニーカーのリバイバルブームの発端ともなりました。
また、ただの復刻でなくメゾンブランドとのコラボや海外セレブが愛用したことで、「スタンスミス」が新たな顔をみせてくれたのも、感度の高いスニーカーヘッズの所有欲を満たす一つの要因となりました。
そして、ゴアテックスブーティを内蔵し、より雨の日履きやすくなったのがコチラ。アッパーは白ではないですが、マットな質感の灰色がかった黒なら、白同様合わせやすい！
ただでさえ語りどころ満載の傑作なのに、
ゴアテックスでより磨きがかかった。
ということで、勝手に名靴認定させていただきます〜！
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