【拝啓、ずっと大好きな人へ。】
あの時、あの映画で、あのシーンで、その佇まいに釘付けになった。
これまでも、これからも、ずっと大好きな憧れの彼女を
もしもいま、私の手でスタイリングすることができたなら。
スタイリストが女優たちに綴る、おしゃれという名のラブレター。

ミア・ファロー

山本マナ

女優は特定の作品や役柄に惹かれるというより、もともと本人が放っている存在感によるところが大きいです。特にいつでも自然体で、ちょっとしたメイクだけでも引き立つ個性を持つ女優に惹かれます。ミア・ファローもそのひとり。透き通る肌とそばかすを生かしたナチュラルメイクにショートカット、60年代の彼女の姿は、いまも昔もずっと私の憧れ。撮影でモデルや女性像を考える時も、そばかすの肌感や、唯一無二の個性が光る人をイメージにすえることが多く、それもミアの影響のひとつだと思います。普段着の彼女はシンプルな服が多いですが、コケティッシュな彼女が、たとえばベーシックカラーのニットをビビッドなものに替えたり、プレーンなシャツやワンピースを豹柄やハートドット柄にしてみたり、小物でポップなムードを取り入れたり。新しい気分やアイテムに置き換えることで、さらに彼女らしさが存分に発揮されると思うんです。大人がポップな服を楽しむのなら?と考える時、いつも私にヒントを与えてくれる存在です。

1. 2 MONCLER 1952 WOMAN – アウターはハットとともに花柄を存分に生かして。コート、ハットとセットで¥297,000/2 モンクレール 1952 ウーマン(モンクレール ジャパン)
2. SANSE SANSE FOR RHC – 定番デニムはワーク感のあるジャケットをセレクト。¥47,300/サンセ サンセ フォー RHC(RHC ロンハーマン)
3. LORO PIANA – オーセンティックなハンドバッグは綺麗なイエローでスパイスを。(H21×W27.5×D16㎝) ¥489,500/ロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン)

@mana.snow

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