香りは自分が心地よくいるために纏いたい、と言いつつ人から褒められるのってやっぱり嬉しいですよね。ここ最近、いちばんそれをもたらしてくれるのがこの香り「19-69(読み方はそのまま、ナインティーンシックスティーナイン)」の“KASBAH”。スウェーデンのアーティスト、ヨハン・ベルゲリンが手がけるブランドで、1960〜70年代に生まれたカルチャーなどからインスパイアされた香りを提案するというユニークなコンセプト。セレクトショップなどでも取り扱いがありますが、生活に何か刺激が欲しいな〜と思い、あえて香りを試さずストーリーとフレグランスを構成する香料から想像し、公式サイトでポチって1ヶ月ほど海の外から届くのを待つ、という一人遊びをして購入(暇か)。

選んだのは、モロッコ・マラケシュのマジョレル庭園をイメージした“KASBAH”。スモーキー、スパイス、オリエンタルという私的に大好物の香りの要素&乾いたピンクのマラケシュの街並みと青い庭園がクロスして、絶対好き!と決めてポチり。温かいスパイスの香りにオレンジやライムのみずみずしさが混じりそこにバニラを一滴落としたような。深呼吸すると、脳内はマラケシュでミントティーを飲む自分に好変換できます。

届いたのは秋の初めだったのですが、空気が乾き寒くなってきた今のシーズンによく馴染むようで、ここ最近これを纏っていると「なんかいい香りがする」を頂戴するのが増えた気が。そこからちょっとした会話が始まったり。どうしたって雑談が減っている昨今、改めて香りはカンバセーションピースとして素敵なアイテムだと実感。以前は「そのリップどこの?」で始まっていた雑談を、「その香りどこの?」で始めるのもいいもんですよね。

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