あなたは「着るコタツ」を知っているか?壁を登り、氷上を行く世にも過酷なショーが、東京で開催されていた!

フィジカルなショー取材ができない今季、嵐の中のファッションショーが開催されるとあって #ヒカリエ に出かけてきました。

ワークマンの2020年秋冬新製品発表会の目玉企画でもある「過酷ファッションショー」。今回が第二回目となるそうです。

おそらく、第一回開催時、私は出張中。その存在すら知らずに暮らしてきたことを残念に思いましたね。

ワークマンの機能性を証明すべくランウェイに演出した大雨、豪雪、強風は、今回2倍にパワーアップとのこと。

ただごとではありません。思えば海外のショーでも雨を降らせる仕掛けや、屋外で行われた会場で降雨に見舞われた経験はありましたが、その十何倍もの規模です。ブロワーと降雨機はおそらくフル稼働。

度肝を抜く過激さに加え、ショーの途中で複数の男性スタッフが舞台の一部のカバーを外すと、現れたのはなんと氷柱。ランウェイの一部が氷になっているではありませんか。

さらにはV字型の障害物を飛び越え、ボルダリングの壁をよじ登り、台風のような嵐に耐え……。どれくらいの猛烈さかというと
いつかの紅白で桜吹雪に埋もれた北島三郎さんを思い出すくらい。モデルの姿を見失うほどの雨量と強風です。それでも「着るコタツ」と謳うヒーターベストや、耐久撥水ストレッチウインドブレーカーが一緒なら大丈夫。説得力が際立つランウェイでした。

こんなファッションショー、生涯で初めて。まず最初にこれは良い!と思ったのは配席。先着順でも会社別でもなく、くじ引きなんですよ。平等主義、好感を覚えます。

あいにくフロントロウは逃しましたが、感染対策のため席数を極端に絞ってあり、隣席との距離も十分に保ってあるので安心です。

ほかにもアンバサダーの人気YouTuberと開発した新製品も披露。機能性に加え、デザイン性の急成長も見逃せません。

普及価格のアウトドア市場では競合皆無、快走中というワークマン。ただその競争のない現状に甘んじることなく、自ら風雪に飛び込んでいく攻めの姿勢をしかと目撃した木曜日となりました。

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