〝香りの編集者〟と呼ばれる男、フレデリック・マル。祖父が〝パルファン クリスチャン ディオール〟の創設者、叔父が映画監督ルイ・マルという華麗な血統に加え、自身のスタイリッシュな装いでも注目を集める、フランスを代表する伊達男である。そんな彼がCEOを務める香水ブランド〝フレデリック マル〟のコンセプトは、「香りの出版社」。調香師=作家たちの創造性を解放し、マーケティングとは無縁な、「芸術」としての香水を生み出すことだ。 そんなブランドが誇るスター調香師、ジャン=クロード・エレナが今期つくった作品が、『ローズ & キュイール』。〝薔薇と革〟を意味するタイトルどおり、フレッシュなローズの香りを、ヴィンテージレザーの重厚感が引き締める。あなたの肌の上で繰り広げられる、心地よいサプライズの物語をご堪能あれ。

DATA ジャン=クロード・エレナは、かつて〝エルメス〟の専属調香師として活躍した超大物。この作品ではあえてローズを使わず、ティムットペッパーやブルボンゼラニウムを用いることで、その印象を見事に引き出している。『ローズ &キュイール』100㎖ ¥36,000(フレデリック マル お客様相談室)
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