神の木・タマヌのおはなし

タヒチなど南環太平洋の島々に自生するタマヌの果実からとれるタマヌオイル。日本名は”テリハボク種子油”。

古くから原産地の国々では皮膚炎などの薬として使われ、森の薬局とも呼ばれます。

ニキビ、ニキビ跡、アトピー、乾燥、火傷、日焼け、角質除去、虫刺され、シミ、シワ…などに効果があり、南国では民間療法の万能薬として利用されてきました。

表皮・真皮・皮下組織の3層全てに浸透するため、シミ・シワ・たるみなどの肌老化の原因になる酸化を防ぐ効果も。

私とタマヌとの出会いは遡ること17年前。

はじめて訪れたハワイで紫外線アレルギーを発症し、頭皮と水着で隠れていた以外の全ての皮膚の毛穴から、血が滲むほどの炎症が起こりました。

島のオーガニックスーパーに駆け込み、紹介されたのがタマヌオイル。

藁にもすがる思いで朝晩タマヌオイルだけを塗り(めちゃくちゃ臭い!)、全身と顔も布で覆って過ごしたら、1週間後にはカサブタになり、帰国した時にはカサブタが落ちて、10日以上ハワイにいたとは信じてもらえないくらい白い肌になったんです。

その体験から、ネロリラボタニカを作る時に1番に選んだ素材がタマヌでした。

しかし、国産オーガニックのタマヌオイルが見つからず、ネロリラのほとんどのプロダクトに入れたタマヌオイルは(なんとアースマスクにも入れている)、海外産に頼っていました。

沖縄では防風林としてつかわれてきたタマヌは地元ではヤラブと呼ばれ、地域再生としてその実をオイルにしようと立ち上がっているご夫妻がいる…

その話しを聞き、池間島に向かったのは昨年10月のことでした。

…つづく

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