小学2年生の頃に図書館でドストエフスキーの『罪と罰』に出会い「意味はわからなかったけど、難しい本を読んでいる自分に快楽を覚えた」と語るのは、映画監督の山中瑶子さん。そんな超早熟な山中さんが本を選ぶ基準は“ざわつく”本。「展開は奇抜じゃなくていいので、言葉選びの妙が効いている本が好き」と二階堂奥歯の『八本脚の蝶』や多和田葉子の『聖女伝説』について話してくれました。さらに、特別な本として夏目漱石の『こころ』を挙げてくれたのですが、そのパーソナルな理由に読書の魅力が垣間見えました。#popeyemagazine #summerreading

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