夏気分で海が恋しくなる映画5選

【#FridayNightMovies】海の日を迎えたものの、肌寒くどんよりした日が続く今日このごろ。梅雨明けを待ち望みつつ、心はすでに南国ビーチ……そんなエスケープ気分を盛り上げてくれる、海を舞台にした映画を厳選してご紹介しましょう。

爽やか青春モノからキュートなラブコメ、ノスタルジックな人間ドラマまで、観終わるころにはきっと、海に行きたくてウズウズしてしまうことでしょう。そのときは、日焼け止めもお忘れなく。

1.『ブルークラッシュ』(2002)
ハワイ・オアフ島が舞台となったスポーツ青春ストーリー。
主人公のアン(ケイト・ボスワース)は、才能に恵まれたサーファー。ですが、迫る世界最高峰の大会を前に練習に励むものの、サーフ中に経験した事故がトラウマとなり克服できずにいました。そんな折、アルバイト先で出会ったマット(マシュー・デイヴィス)と恋に落ち、サーフの練習もおろそかに。友人たちはそんなアンを歯痒い思いで見守るのですが…。夏にぴったりの爽快な作品です。

2.『太陽がいっぱい』(1960)
いきなりニノ・ロータの名曲「Plein Soleil 」が頭に流れてきた方は、映画通です。映画『キャロル』(2015)などで知られる巨匠作家パトリシア・ハイスミスの原作を映像化した、絶世の美男子アラン・ドロンの代表作になります。遊んで暮らす裕福なフィリップ(モーリス・ロネ)を祖国アメリカに連れ戻すため、フィリップの父に頼まれナポリへやって来た貧しく孤独な青年トム(アラン・ドロン)。フィリップにいつしか嫉妬するようになったトムは、彼を殺してなりすまそうとするのですが……。大ヒットした1999年のリメイク版『リプリー』も必ず観ておきたいところです。

3.『グラン・ブルー』(1988)
傑作『レオン』『ニキータ』のリュック・ベッソン監督が、長年つくりたかったイルカに魅せられた潜水夫の物語を、実在の天才ダイバー、ジャック・マイヨールの協力を得て映画化。シチリアを舞台に、素潜りの世界記録に挑むエンゾ(ジャン・レノ)とジャック(ジャン=マルク・バール)、2人の男の友情と闘い、そしてジャックに恋をしたジョアンナ(ロザンナ・アークエット)の物語となっています。日本では公開当初まったく話題にならなかったものの、後にカルト映画として大人気に…。複数のバージョンが存在します。

4.『50回目のファースト・キス』(2004)
ハワイの水族館の獣医ヘンリー(アダム・サンドラー)は、事故の後遺症で前日のことをすべて忘れてしまう記憶障害を抱えたルーシー(ドリュー・バリモア)と出会い、恋に落ちます。毎日一途に愛を告白し続ける彼の優しさに触れ、ルーシーは毎日恋に落ち、毎日ファースト・キスをします。徐々に進展していくかに見えた2人の関係でしたが、ルーシーはとある決断を下します。ユーモアを交えつつ、重いトーンに傾かずに描いたラブコメです。

5.『ライフ・アクアティック』(2004)
ウェス・アンダーソン節が炸裂する、愛くるしい1本です。ウェス作品の常連俳優ビル・マーレイ扮するスティーブは、落ち目の海洋探検家兼海洋ドキュメンタリー監督。ヒットに恵まれず、しかも仲間を幻のジャガーザメに殺されてしまった彼は、復讐と人気回復のため、個性豊かなクルーとチームを結成。ケイト・ブランシェットやアンジェリカ・ヒューストン、ウィレム・デフォーら豪華個性派キャストたちの共演に加え、クラフト感あふれるセットにも注目してください。

@esquirejapan では、毎週金曜日に金夜から夜更かしして見たくなるような映画・ドラマを厳選してお届け。 #FridayNightMovies で過去の投稿もご覧いただけます。

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