少し時間が空いてしまいましたが
編集長江部の私物T、「江部T」の第7弾です。
創業200年ブランド、日本の江戸時代から続くアメリカンファッションのシンボル、ブルックス ブラザーズの3枚パックTです。「ド」がつくほどの定番なので、とりわけて書くことがありません。簡単に説明すれば、これはピマコットンの上級素材スー(superiorのスーとのこと。ビビアンではありません。オヤジギャグです。)ピマコットンを使っているからか、軽い生地感のわりに“持ち“が良くて、伸びも少ない超実用品なのです。
ところで、告白すると僕はブルックスブラザーズの服は30代の前半までボタンダウンシャツ以外のものを手にしたことがありませんでした。その変わるきっかけとなったのが、確か2010年頃、ロサンゼルスでショーン・ステューシー(ステューシーの創業者。サーフ&ストリートファッションの最重要人物。マイヒーローのひとりで、この夏のDiorとのコラボに胸をときめかせています)さんを知人に紹介してもらったときの会話です。ショーンさんがスーツにVANSのオーセンティックを合わせるスタイルでメディアに露出していた姿が強烈に印象に残っていて、「スーツはどこのブランドが好きなの?」と質問し、その答えが「ブルックス ブラザーズ」でした。それまでオッサンくせぇなーと思っていたブランドイメージに一発逆転の天変地異が自分の中に起こったのです。その後「ブルックスをショーンステューシーっぽく着る」をテーマに、スーツ、バルカラーコート、チノパンなどを続々とワードローブに加え、このTシャツも幾度かリピート買いしています。この夏は、毛嫌いしていたポロシャツも着てみようかと思います。ちなみにショーンさんのスーツ話には続きがあり「パンツは自分の好みにお直しをしている」とこだわりも教えてくれました。

171㎝の肩幅狭めの体型でSとMを着こなしに合わせて使い分けていましたが、先日遊び心でLサイズを入手。想像以上にデカい(笑)。特に着丈が長い。これ1枚を着るとミニスカートワンピースを着たおじさんになってしまいます。あぁ、おぞましい。ここはショーンさんのお言葉に習い、自分好みにお直しをせねばと考えています。

あ、あとこのパックTはパッケージが素敵なので、ちょいとしたギフトにいいかも。父の日も近いことですし。

いやー、それにしてもTシャツっていいですね。

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