編集長私物Tシャツ第3回

5月25日発売のOCEANS7月号(OCEANSサブスクリプションをご利用いただいている方には、すでに手元に届いている方もいるようです)のTシャツ特集に、リリースの情報入手が遅れてタッチの差で掲載できずに涙を飲んだTシャツを。

それがG.O.A.T.のステイフレッシュコットンTシャツです。GOATとはLLクールJの楽曲「Great of All Times」のイニシャルを取ったもので、’90年代を生きた若者=Tシャツジェネレーションが来ていた肉厚なTシャツをイメージした無地Tのブランド(を運営するメーカーはその見栄えやタグのデザインからてっきりアメリカ企業かと思いきや、老舗繊維商社のヤギなのです。だから英訳でGOATでもあるのでしょう)。 生地のゴワッとした感じ(でも肉厚すぎない)、定番感がありつつ肩の落ち具合や身幅の大きさに嫌味のないトレンド感も感じられる、パスタでいうところのアルデンテのようなドンピシャ具合は、実は東京のストリート&ファッションシーンを代表するあの人(大人の事情で書きません)が今の空気感を存分に取り入れてクリエイティブディレクションをしているからなのです。
しかも、もう汗がキラキラせず、放つ香りも善悪でわけるなら圧倒的に後者になってきてしまった43歳の立派な中年にとってうれしいのは、“STAY-FRESH COTTON”と名付けた綿100%からなるボディです。天然成分を原料とした特殊加工を施していて、空気中の酸素や水分と反応して抗菌機能と消臭機能を発揮し汗の臭い室内干しの嫌な臭いなどを大幅に軽減するとのこと。まだ購入して“下ろし“の洗濯をしたばかりなので効果効能は体験できていませんが、期待感は相当なものです(この加工でチューブソックスなんてを作ってくれたらウレシイ)。今週末、晴れ間が見えたらこれを着て近所をスケートでもして実証してみたいと思います。
そして、もうひとつGOATのTシャツが今どきでユニークな点が、Amazonにストアを設けたこと。この先、サイズのわかる定番服や消耗品はECで購入する機会が増えてきそうですから、こういう取り組みはとても関心してしまいます。
オーセンティックとテクノロジーが絶妙に融合して表現されるこのTシャツは、2020年代のスタンダードウェアを描いているように思えます。そんなわけで、171㎝60キログラム肩幅狭めの体型の僕はまずMサイズを購入。1度洗うと若干(特に丈が)縮んで、生地感もいい具合になります。ネックは詰まりすぎてない感じがyouthなかほり。カラーバリエーションも豊富で、いつもはTシャツは白、黒、グレーあたりしか着ないけれど今回はロイヤルブルーを選んでみました。ほかにも気になる色があったので、何枚かまとめ買いしてみようとAmazonのカートに入れ、あと1クリックすれば自宅に届く準備ができています。

ではstay freashTでstay youngを狙います。

いやー、それにしてもTシャツっていいものですね。

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