「助けるとか支援するという話ではないの。自立できる人を増やしたい」そう語るのは、モデルで慈善活動家のノエラ・コーサリス・ムスンカ。
彼女は2007年に故郷のコンゴの発展を進めるNPO法人「マライカ」を設立。この学校では、現在5歳から18歳まで計346名の女子が学んでいて、音楽、体育、図工、コンピュータの使い方、リーダーの養成に関する授業などを含む無料カリキュラムを提供している。
ムスンカの母は彼女が5歳の時に夫を突然亡くし、ひとりで子どもを育てる金銭的余裕がなかったため、やむなくムスンカを手放した。「マライカ」はそんな母親に影響を受けて設立された。母に誇りを持ってもらうため、故郷に恩返しをするため、彼女はマライカを設立したのだ。
そんな彼女の強い意志は、日常を生きる私たちにも確かに届き、世界を見るための新しい視点をくれる。
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