「WWDビューティ」3月26日号は、2020-21年秋冬コレクション特集です。パリ、ミラノで開催されたファッション・ウイークのヘア&メイクを振り返り、都市別に注目のブランドを紹介するほか、「ネオクラシック」「多彩なアイメイク」「リップコンシャス」「ミニマルなヘアスタイル」といったキーワードからトレンドを探ります。ニュース面では、新型コロナウイルスの影響で“不要不急の外出を控える”ことが推奨される中で力を発揮している販路を紹介。消費者の心を掴む売り方を解説します。

ストリートブームが終息し、前季よりエレガントへの回帰が見られたファッションではその流れが一層際立ち、ジャケット&パンツや女性らしい細身のシルエットのドレスなどが多く登場。ビューティもファッションのエレガント回帰に呼応するように、赤リップやブラックのアイライナーなど王道クラシックが多く見られたほか、ヘアではタイトにまとめたアレンジが多く取り入れられました。

シンプル&エレガントの傾向が強まるファッションに、パリでは赤リップやキャットラインなどの王道クラシックメイクが、ミラノではプラムカラーのリップやスモーキーなアイメイクがクラシックメイクにモダンなムードをプラス。リップやアイメイクによる足し算のメイクで個性を際立たせた、古典的なメイクに現代風の解釈やトレンドを加えた“ネオクラシックメイク”に注目です。

ニュース面では温故知新な“売り方”のほか、世界各国で猛威を振るう新型コロナウイルスが海外化粧品企業の決算に及ぼす影響について解説。“消費者ニーズの多様化”を背景に同時期に複数ブランドをローンチし、新ヘアケア戦略をスタートさせるユニリーバ・ジャパンのほか、新スキンケアを販売する「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」、ポップアップを開催したパーソナライズヘアカラーの「カラリス(COLORIS)」を掲載しています。

最新号を紙面または電子版で読むには @wwd_jp のプロフィールのリンクから

PHOTOS : IKU KAGEYAMA, KIM WESTON ARNOLD

WACOCA JAPAN: People, Life, Style.