「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のショー会場はアンヴァリッド。同場所には9月26日に死去したジャック・シラク(Jacques Chirac)元フランス大統領の棺が安置されていたため、弔問する市民の行列が周辺をぐるりと囲む。

ショーも混乱するのかと思いきや、意外やスムーズにスタートした。クリスプな白いカシュクールシャツとプリーツスカートで始まったコレクションは、細かなティアードフリルや羽根飾り、象がん、刺しゅうなどの手法が今季もふんだんに盛り込まれており、もはやクチュールの域だ。

ため息が出るようなエレガンスを、目の覚めるようなネオンピンクやアップルグリーンで引き締める。ジャングルを描いたプリントや象がんの中にはサルのモチーフも登場。ゴージャスなゴールドアクセサリーにも、よく見るとサルのモチーフが隠れているのが楽しい。

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PHOTOS : GIOVANNI GIANNONI / WWD (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

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