炭水化物抜きをすると体に起こる10の変化って?

ひとつの食品群を完全に断ってしまうのは、特に医学的な理由がない限り、薦められることではない。と言われても、炭水化物となると排除してしまう人は多いだろう。炭水化物は太るという悪評があるが、実は体のエネルギー源として不可欠だ。

ヘルスアプリLifesumの栄養士フリーダ・ハージュ=ウエストマンは常にバランスのとれた食生活を心がけるようアドバイスしている。「複合糖質を取り入れると持久力や機敏さが向上します」と言い、複合(全粒粉の炭水化物のほとんど)のほうが、精白された単炭水化物(白い炭水化物)より望ましいと勧める。

炭水化物をカットすることで体に起こる変化には、次のようなものがある。

1. ダイエット効果があるかも

それは水分の重さが減るから。「精白された炭水化物など、高ナトリウムでインスリン生成を促進する食品は、体内や細胞間に必要以上の水分を蓄積させます。食生活にもよりますが、この蓄積された水分の重さが10〜20ポンド(約4.5キロから9キロ)。炭水化物をカットすると体は自然に水分を排出するので、体重減につながるのです」とフリーダ。

2. でも、体重が増えることも

水分による体重減は短期的なもので、体重は結局戻ってくるとフリーダは言う。「炭水化物をカットして、ナッツやアボカド、チーズといった高脂肪食品に置き換える人がよくいます。高脂肪食品も悪いものではなく食生活に欠かせません。ただ脂肪は炭水化物より高カロリーですから、ほどほどにすることを忘れずに」

3 口臭がきつくなるかも

嬉しくないけど、かなりよくある副作用のひとつ。フリーダはこう説明する。「炭水化物を排除すると、体は余分な水分を取り除こうとし、ドライマウスになることがよくあるのです」

それだけではない。「炭水化物をカットすると、体はケトン症といって、炭水化物の代わりに脂肪を燃焼し始める状態になります。ケトーシスが体全体にリリースされるのに加え、息にも放出され、フルーティな臭いというか、極端なケースではネイルリムーバーのような臭いになります」

・・・など、炭水化物を抜いていると上記のような変化が起きるのです。続きはプロフィールのリンクからチェック🔗 @harpersbazaarjapan 
Photo: Getty Images

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