今年4月に始動した「株式会社TOKIO」特集の第3話。
6月下旬、TOKIOの3人は福島県にいた。レギュラー番組での企画をきっかけに、20年以上親交を深めてきた土地だ。ここで県産品の魅力を発信するキャンペーン「ふくしまプライド。」のCM撮影が行われていた。さらに、東日本大震災からの復興を応援するための宣伝活動を担う組織として、福島県庁内に新設された「TOKIO課」に、看板が設置された。この看板は、3人が自ら木を伐採、彫刻刀で掘り上げ、ニスを塗って完成させたものだ。国分太一は「本当に何でも作ってるね」と笑顔を見せた。
松岡昌宏は、主演舞台『東京ゴッドファーザーズ』に挑んでいた。自ら履歴書を送り、13歳で事務所に入所した松岡は、1990年に城島茂、国分とともにTOKIOを結成。当時を振り返り、「TOKIOの松岡っていうのを覚えてもらうためにいろいろしましたね。何をしたかっていうと、ジャニーズ事務所なのにサングラスをして髪ぶったててっていう。なんだあいつは、っていう風に思われる。でも、なんだあいつは、ってなれば覚えられますよね。覚えられたら僕の勝ちなんですよ」と語った。さらに「舞台は、有名になるまではやらないって(決めていた)。僕だって分からないのに見に来ていただいても嫌なんです」と、自ら高いハードルを課していたことを明かした。
タレント活動と並行して、株式会社としての仕事も日に日に増していた。この日、国分が訪れたのは、あるIT企業が主催するイベント。その背中には、会社の資料やさまざまな企画書でパンパンに膨らんだリュックを背負っていた。さらに国分には株式会社を始動させた時から、常に持ち歩いているものがあった。それは自らデザインした、会社のステッカー。仕事相手の記憶に株式会社TOKIOの名を留めてもらうため、この日もスタッフひとりひとりに手渡していた。いよいよ走り出した株式会社TOKIO。会社のモットーでもある「なんでもつくろう」という思いを形にする日々に迫る。「株式会社TOKIO」episode3は12月10日(金)24:55〜放送。
【公式ホームページ】 https://www.fujitv.co.jp/RIDEONTIME/
WACOCA: People, Life, Style.