新型コロナウィルスのワクチン接種で、児童や生徒を対象に優先枠を設ける自治体が増えています。こうした優先接種の現場を取材しました。
皆川玲奈キャスター
「茨城県の大規模接種センターでは、新たに12歳以上の小中高校生を対象に優先枠を作り、25日から接種が始まっています。中には若い人もどんどん入っていきます」
新型コロナウイルスをめぐっては、新規の感染者数は減っているものの、年代別では未成年者の割合が増加傾向となっています。茨城県では10月から多くの学校で対面授業が始まるのを前に、優先枠が設置されました。
母親
「児童生徒の優先枠で受けました」
中学1年生(12)
「油断しちゃいけないとは思うんですけど、受けたら安心感があると思って」
子供への接種をめぐって政府は、接種の有無でいじめや差別が起こりうる懸念があるとして、学校での集団接種を推奨しないとしています。
小学6年生(12)
「(友達同士で接種の話は)あんまりしないです。多分みんなが話題に出したくない。それで差別とかになっても、多分みんな友達同士嫌だと思うんで、あんまり日常では話題に出さないようにしていました」
この会場では、25日からの8日間で520人分の接種が行われる予定です。
一方、東京・葛飾区では、今月から児童生徒への優先接種を始めています。
小学6年生
「自分なりにも安心したかったから、打とうと思いました」
母親
「大人でも感染予防行動を徹底するのは難しい。子どもだったらなおさら」
接種会場を学校ではなく、スポーツセンターにした理由について担当者は・・・。
葛飾区新型感染症予防接種担当課 疋田博之課長
「学校単位での集団接種というのは、接種する人しない人がはっきり分かる。差別やいじめにつながることもある」
優先枠は既に予約で埋まったということで、葛飾区は要望があれば枠を広げることを検討しています。(25日15:04)
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