『鬼龍院花子の生涯』は1982年6月5日に公開された日本映画。製作は東映。監督は 五社英雄、脚本は高田宏治、主演は夏目雅子と仲代達矢。

大正4年春、「土佐に熱血の志士は出ても男稼業の侠客は育たぬ」と言われた高知で、鬼政こと鬼龍院政五郎(仲代達矢)は九反田上市場の納屋堀に男稼業の看板を掲げた。

大正7年春、子だくさんの白井家に生まれた12歳の松恵(夏目雅子)は、弟の拓(ひらく)と鬼政の家にもらわれるが、拓は翌日逃げ出し、松恵だけが養女となる。

成人後、労働運動家の田辺恭介(山本圭)と夫婦になった松恵だが、恭介が実家の抗争に巻き込まれ殺害されてしまう。

恭介の葬儀で、義父は容赦ない罵倒の中、鬼龍院政五郎の娘という矜持を強く持つ松恵は、思わぬ行動へ出る。

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