Netflixシリーズ「極悪女王」が女性たちに刺さる理由──「女子プロは自分らしさを肯定できるサンクチュアリ」

誰も“正しさ”に責任を持つことなどできない。 1970年代〜80年代にかけて、空前の女子プロブームが日本中を席巻した。ジャッキー佐藤とマキ上田のビューティ・ペアに続き、長与千種とライオネス飛鳥のクラッシュ・ギャルズも大人気に。リングの上で闘い、歌い踊る国民的アイドルになっていく。そしてそのライバルとして登場するのが本作の主役である悪役レスラー・ダンプ松本だ。本作では長与千種を唐田えりかが、ライオネス飛鳥を剛力彩芽が、そしてダンプ松本をゆりやんレトリィバアが演じている。プロレス興行において“正義” 対 “悪”というどんな観客にもわかりやすい勧善懲悪的アングルを展開していく上で、ベビーフェイスとヒールの存在は欠かせない

WACOCA: People, Life, Style.

Pin