映画『メアリーの総て』で200年にわたり愛され続けてきたゴシック小説の金字塔「フランケンシュタイン」の作者18歳の少女メアリー・シェリーを演じたエル・ファニングのインタビュー映像が解禁となった。

監督は、『少女は自転車にのって』(12年)で第86回アカデミー賞外国語映画賞サウジアラビア代表に選出、各国の批評家から絶賛を浴びたハイファ・アル=マンスール。今最も世界から注目を集める女優エル・ファニングを主演に迎え、哀しくも美しいメアリーの人生を極上の映像美でスクリーンに焼きつけた。

メアリー・シェリーを演じたエル・ファニングのインタビュー映像が解禁。ティム・バートンやギレルモ・デル・トロ、デヴィッド・リンチ、リドリー・スコット、スティーヴン・スピルバーグら錚々たる映画監督たちに影響を与え、女流作家として名を残してきたメアリー・シェリー。そんな彼女の人生を初めて映画化した本作でメアリー役を演じたエル・ファニング。自身が演じたメアリーについて、「彼女は『フランケンシュタイン』を弱冠18歳で書いたのよ。ものすごく衝撃的だった。知性にあふれ時代の先を行くメアリー・シェリーを演じられるということで、とても心惹
かれたの」と語り、子役時代からの長い女優人生の中でも「今の世の中だからこそ、彼女の特別な物語を皆に知ってもらうべきだと思った。だからこの役を絶対に演じたいと思ったの」と熱意を持って挑んだ役だったことを明かした。

「今回は編集もプロデューサーも女性だし制作陣は女性ばかり。彼女たちの強さは脚本にも表れているし、そのパワフルさは現場でも感じられたわ。すごく重要なことだと思う。」と撮影を振り返っており、近年、映画業界でも男女格差や#metoo 運動といったさまざまな声が上がる中で公開される本作の制作面からも、今の時代に繋がる物語であることを話している。

原題:MARY SHELLEY
監督:ハイファ・アル=マンスール
出演:エル・ファニング、ダグラス・ブース、ベル・パウリ―、トム・スターリッジほか

『メアリーの総て』は12月15日よりシネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開となる。

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