【瀬戸花】
穏やかで美しい海に囲まれた島で、一生モノのウエディングを。
ふたりの人生を、ここ瀬戸内海からはじめる花嫁たちの姿をお届けします。
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香川県高松市沖の離島・男木島。
(拍手・島民)
「おめでとうございます、きれいよ!きれい、きれい、もっと見せて!」
島では実に40年ぶりの花嫁行列です。
2017年10月、結婚式を挙げたのは、
岡山県出身の新郎・橋本一将(はしもと・かずまさ)さんと
兵庫県出身の新婦・美紀(みき)さん。
二人は瀬戸内の島々を舞台にしたアートの祭典、
「瀬戸内国際芸術祭」をきっかけに、
男木島の魅力に惹かれてやってきた移住者同士です。
(♪嫁入り歌)
嫁入り道具のたんすを運ぶ時に歌う「たんすかき唄」。
男木島に昔から伝わる嫁入り歌です。
(新郎新婦)「ありがとうございます!」
島の人たちに見守られながら、
行列は島を一望できる豊玉姫神社へと進んでいきます。
雨が降る中、境内に駆けつけた島民は約70人。
島をあげて、若い2人の門出を祝いました。
(島民)
「お嫁さんもきれいだしうれしかった。
よその県から来て、ここで結婚するんだから…」
(新郎)
「こういう晴れの日を島民のみなさまに見ていただくことができて大変うれしく思います。一緒に手を取りながら楽しく過ごしていきたいと思います」
喜びを自分のことのように分かち合ってくれる、大きな家族。
温かい島の人たちに囲まれて、
二人は男木島での新生活をスタートさせました。
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