深田晃司監督の最新作『LOVE LIFE』が2022 年秋に全国公開。物語の着想のきっかけとなったのは、日本を代表するミュージシャン・矢野顕子の同名楽曲、「LOVE LIFE」。同曲は1991年に矢野がニューヨーク移住後に発表した初のアルバム「LOVE LIFE」に収録された隠れた名曲。
愛する夫と愛する息子、幸せな人生を手にしたはずの妙子に、ある日突然降りかかる悲しい出来事、そこから明らかになる本当の気持ち。そして彼女が選ぶ人生とは?
本作で主人公・妙子を演じたのは、深田組初参加となる木村文乃。近年、ヒット映画『ザ・ファブル』シリーズや大河ドラマ「麒麟がくる」、連続ドラマ「七人の秘書」など多くのテレビドラマ、映画の話題作に多数出演し、幅広い役柄を演じている。
突然訪れた悲しい出来事によって、家族の平穏が壊れ、それまでの日常が瓦解していく中で、それでもなお生き続けなければならない孤独を抱えながら「愛」と「生」に向き合う妙子。木村は妙子の、嵐の前の静けさが孕む寧静な佇まいと爆発しそうな激情を、自分の人生を全て肥やしにしてぶつけて表現している。本作について木村は「余計についてしまったものを全部そぎ落として、これまでとは違う道へひたむきに進みたいと思った時に『LOVE LIFE』とのご縁を頂きました。」と特別な想いを寄せ、作中では聴者の役ながら「手話」という身体表現にも初めて挑戦しており、「とても新しい一面が見える作品になる」と自身も語る。
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