女優ペネロペ・クルス&俳優ハビエル・バルデムの夫婦共演6作目となる映画『誰もがそれを知っている』インタビュー映像が解禁となった。近年、共演が続く夫ハビエルとの関係について語っている。
スペインの故郷で久々に再会した家族と幼なじみ。しかし、結婚式で起きた娘の失踪をきっかけに、隠していたはずの真実をめぐり家族の秘密と嘘がほころび始める。緊迫感溢れる語り口で人間社会の裏に潜むテーマを鋭く描き出し、すでに揺るぎない評価を確立している名匠アスガー・ファルハディ監督が、それに甘んじることなく初めてのオール・スペインロケに挑み、新境地を切り開いた会心の一作である。
もにスペイン出身のペネロペ・クルスとハビエル・バルデムが初共演したのは、当時16歳だったペネロペの映画デビュー作『ハモン・ハモン』(92)。アンダルシアの片田舎を舞台に、6人の男女によって展開する恋愛ドラマだ。またその5年後、ペネロペをミューズとして多くの作品で起用し、今年もカンヌ国際映画祭に最新作『Dolory Gloria』が出品されているスペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督『ライブ・フレッシュ』(97)でも共演。
『悪の法則』(13)や『Loving Pablo(原題)』(17・未)に続き、2010年にハビエル・バルデムと結婚してから、夫婦共演3作目となる本作。前作の『Loving Pablo(原題)』(17・未)で演じた役と本作について「2つの作品に出てくる役はまったく異なる人物で、それぞれ個性があるから演じやすかった。」と振り返りながら、と最愛の夫との共演をはにかみながらコメント。最後に観客に伝えたいことについて、「登場する家族は、メタファーみたいなものなの。私たちみんなを表している
と映画に込められた普遍性について語りインタビューを締めくくった。
英題:EVERYBODY KNOWS
監督・脚本:アスガー・ファルハディ
出演:ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、リカルド・ダリン
『誰もがそれを知っている』は6月1日よりBunkamura ル・シネマほかにて全国順次公開となる
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