【意図】
安政期、東京が江戸と呼ばれていた頃、都内には寄席が400軒近くあったといわれています。落語は、江戸の文化を知ることでより深く楽しむことができます。今回は、「時そば」をとりあげて、落語や江戸文化の魅力を改めて提供したいと思います。
落語家の春風亭昇吉が初心者にも分かり易く、江戸の世界を解説します。まず古典落語になじみの無いかたにも分かるように、漫画やイラストで古典落語「時そば」のあらすじを紹介し、そのあとで、詳しい解説をします。
【構成】
①「時そば」のあらすじ
②江戸時代の時間の数え方は?
③どんなお金が使われていた?
④立ち食い蕎麦。蕎麦以外の江戸のファーストフード
⑤落語の所作

春風亭昇吉
2007年春風亭昇太に入門。公益社団法人落語芸術協会に所属。2011年に二つ目に昇進。都内の寄席や落語会で活動。放送大学文京校舎で「落語学」を教授。

菅原和香子 映像ディレクター
テレビ業界を中心にADを経てバラエティ、情報、報道、と幅広く手がける。2003年にフリーランスに。現在は、ライター、及び、映像演出、編集などで活動中。

谷端実
1988年和歌山県生まれ。神戸芸術工科大学デザイン学部卒業。雑誌、書籍を中心に様々なジャンルでイラストレーターとして活動中。

山本章子
同志社大学文学部美学及び芸術学専攻卒業。出版社勤務を経て、フリーランスの編集者として活動。書籍や雑誌の編集。

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