太宰治の代表作のひとつ、「女生徒」。
14歳の女の子の1日が、主人公のモノローグで綴られています。
よくもまぁ30歳の男性が、少女の思春期の心の揺らぎを
こんなにも豊かに表現できるもの…と、ハッとさせられる描写の連続です。

今回ご紹介するのは冒頭部分。一日の始まり、少女の朝が描かれています。
どこかくすぐったさや居心地の悪さが漂う思春期独特の少女の感覚を、
田中萌アナと弘中綾香アナに表現してもらいました。
前後編にわたってお届けします。
まずは前編、田中萌アナの朗読です。

WACOCA: People, Life, Style.

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