とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。
(小松靖アナウンサー)
※電車風セットの吊革につかまっている
(大木優紀アナウンサー)
今日はスタジオに吊革をご用意しました。これを使って今日のトレバズでやりたいのは・・・電車の混雑表現が新聞からスマホへ変わった。いったいどういうことなのか掘り下げていきたいと思います。
そもそも列車の混雑率なんですけど、混雑率100%とは「座席が埋まり座席前に座席数を同人数程度の人が立っている。各ドアの前には6~7人が立っている」。これが電車の定員いっぱい混雑率100%なんです。
(小松靖アナ)
100%ってもっと多いイメージでしたけど・・・。
(大木アナ)
そうですか。私なんか座ってるだけで100%になるかなと思ってたので、意外と多いと思ったんですが、ここから混雑率はスタートするわけですね。で、もうちょっと混雑している状態を従来は新聞や雑誌を表現していたんです。では小松さんに吊革で表現してもらいましょう。まず混雑率150%は「広げて楽に新聞を読める」状態。
(小松アナ)
※電車セットで新聞を広げて立つ
(大木アナ)
広げちゃっても、まあまあ隣の人に気遣いしながらも混雑率150%だと読めますね。
(小松アナ)
150%でこれですか、今時こんなに新聞を広げる人いないですよね。食卓のお父さん状態ですよ。
(大木アナ)
今は、真横に人がいる状態しか表現できてないので、もうちょっと前後に人がいる状態ですね。そして混雑率180%になると、隣の人(人型のシルエット)が近づいてきますよ。そうなると新聞を広げてちゃダメですね。
(小松アナ)
ご迷惑になりますね。(※新聞を折り畳んで)
(大木アナ)
「折りたたむなど無理をすれば新聞を読める状態」が混雑率180%。
(小松アナ)
これだったらまだギリギリ大丈夫ですね。
(大木アナ)
混雑率200%になると人がさらに近づいてきます。(人型さらに動いて)
(林美沙希アナウンサー)
これは厳しそう。
(小松アナ)
朝とかラッシュ時はこんな感じですね。
(大木アナ)
すいません。小松さん、新聞はちょっと遠慮していただいて。週刊誌程度ならなんとか読める状態なんですね。ちょっと折ったりしながら読みたければギリギリ読めるかな。これがこれが混雑率200%・・・だったんですが、新しい表現ではスマホで表現しているんですね。
どう表現されるのか?
混雑率150% →スマホの操作は楽にできる
混雑率180% →スマホの操作がしにくくなる
混雑率200% →スマホの操作はなんとかできるが長い操作は難しい
さあ、この200%を小松さん体験していただけますか?
(小松アナ)
(※混雑率200%の状態でスマホを操作して)まあ、さっきの週刊誌と同じ幅ですので操作できますね。あ、でも前後もあるので、前に人がいらっしゃるとスマホが自分の体に近くなっちゃうんで見にくいかもしれないですね。朝のラッシュ時とかこんな感じですよね。
(大木アナ)
ちょっと周りの人の目も気になりませんか?
(小松アナ)
なります。あと、前に人がいるとその人のうなじにスマホをぺたっと置きたくなる衝動に駆られる時があります。
(大木アナ)
絶対にしないでください!!
(小松アナ)
でも、この状態だと長い操作は難しいですね。疲れちゃう。
(大木アナ)
ちょっと長い操作が難しい。これが混雑率200%。でこの新しい表現でアンケートを取りました。(2019年度ラッシュ時の混雑率 ※国交省公表)前の2019年度のラッシュ時の混雑率というのは東西線(木場→門前仲町)199%。かなり混んでいたんですよね。(コロナ後 国交省の鉄道利用者アンケート)これがコロナ禍あとにアンケートを取ったところ180%を超えるのはかなり少なくなったということなんですね。今後スマホを使って表現でアンケートを続けていくかは検討が必要としているんですが、ちょっと時代に沿ったアンケート方法になっているという話題でした。
同じ電車でもう一つ、こんな話題。JR東日本は「みどりの窓口」削減を発表していまして、なんと2025年までに7割も減らすということなんです。柳下さん世代だと「みどりの窓口」って使わないですか?
(柳下圭佑アナウンサー)
いや、実はよく利用していまして、実家が関西なので帰省の際に「みどりの窓口」で切符を買っていたのでこのニュースを見た時ちょっとショックでしたね。
(大木アナ)
若いのにチケットレス化が進んでないですね。
この「みどりの窓口」削減にはこんな狙いがありました。一つ目はやっぱり「チケットレス化を促進したい」。さらにコロナ禍もあって「利用客と係員の接触を減らしたい」。こんな狙いもあって「みどりの窓口」の削減を進めているんですが、やはり主要駅、新幹線の駅や人が集まる駅には残しますし、今後やっぱりチケットレス化が難しい世代には、オペレーターと話しながら遠隔で操作できる券売機を導入するなど工夫をしながら「みどりの窓口」削減していくそうです。
小松さん、長い間ありがとうございました!
(小松アナ)
(※電車風セットに居ながら)本当に交通事情もありますし、コロナで進んでしまう部分もありますね。
(大木アナ)
色々変わってきているという今日のトレバズでした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
WACOCA: People, Life, Style.