ラグビー日本代表が、新たな〝戦闘服〟を身につけてW杯8強を目指す。日本ラグビー協会は4日、日本代表の新ジャージーを発表した。デザインは「兜(かぶと)」をモチーフにし、武士道の精神とともに世界に立ち向かう誇りと勝利への意気込みが込められている。日本代表の伝統的な「赤白ストライプ」をベースに、富士山の御来光を表現したサンライズゴールドのアクセントを加えた。都内での記者会見に出席したフランカーのリーチ・マイケル主将(30=東芝)は「着心地が良い。試合が楽しみ」。フッカー堀江翔太(33=パナソニック)は「あまりきつい感じもなく、ある程度ルーズなので体にかちっとはまる感じ」と話した。日本代表は27日に岩手・釜石市で行われる「パシフィックネーションズ第1戦」のフィジー戦で初めて着用する。代表ジャージーは4年に1度のW杯の度に素材や軽さなどの機能性を向上させてきた。前回の15年イングランド大会では、日の丸をイメージした「赤と白」を基調としたデザインで、4種の異なる化学繊維の素材が使用された。脇や袖はストレッチ性が高く、胴体部分は相手につかまれても指が入り込まないなどの工夫が施された。

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