ホステスのアルバイトが原因で内定を取り消され、民事訴訟の末に日本テレビに入社した笹崎里菜アナウンサー(23)が、思わぬことで局内から「期待外れ」との“風評被害”を受けている。日テレ側は同期アナとセットで売り出しに躍起だが、今年入社の中では注目度ナンバーワンのアナだけに、本人のあずかり知らぬところで“ある噂”が広まっているという。その噂とは――。
4月に日テレに入社、正式にアナウンス部に配属された笹崎アナは現在、同期アナとともに同局バラエティー番組「1億人の大質問!? 笑ってコラえて!」の新人研修コーナーに出演している。先日は同局が開催する夏のイベント「超☆汐留パラダイス!~2015SUMMER~」のアンバサダーとして、初めて報道陣の前にも登場した。「当初は腫れ物扱いで、どの番組も笹崎起用に二の足を踏んだため、苦肉の策として同期アナとセットで『笑ってコラえて!』に出演することになった。そこで、目立ちたがりではなく、意外に頑張り屋なところとか、同期への思いやりとか、大きく評価を高めているのです」と日テレ関係者。
7月22日の同番組では、笹崎アナが同期入社の26人とともに、日テレ恒例の過酷な新人研修に挑む場面が放送された。
2日間で東京―神奈川・平塚間の105キロを全員でウオーキングするというもので、負傷した同期社員の手当てをしたり、肩を貸して歩いたりする献身的な笹崎アナの姿が強調された。最後は「同期が大好きです!」と涙で宣言する感動のシーンもあった。
日テレ関係者は「笹崎にしてみれば、騒動の末に入社しても、色眼鏡で見ない同期はありがたいということでしょうが“元ホステス”のイメージから早く脱却しようと必死なのが逆に目につきましたね。正式に番組が決まってからが本当の勝負でしょう」と冷ややかな見方を示す。
入社前から大きな注目を集め、今も一挙手一投足が逐一チェックされている笹崎アナだが、本人のあずかり知らぬところで、困った事態が起きているという。きっかけは入社直後に複数のマスコミが報じた笹崎アナのボディータッチ癖だ。
「同期男性などにボディータッチしているという報道を見た局内の男性社員、スタッフは色めき立ちました。自分もしてもらおうと、鼻息が荒い人は多かったのです」(別の日テレ関係者)
銀座ホステスのアルバイト経験という経歴も加味されて、笹崎アナへの期待は膨らむばかりだったというが、報道されたことが原因だろう。だが、笹崎アナはすぐにボディータッチを“封印”したという。多くの男性社員やスタッフはそんなことは知らないため、大きな“誤解”が生まれてしまったようだ。
「笹崎らは研修で、様々な番組の現場に出向きました。番組スタッフらは特に話題の笹崎に注目、あわよくばボディータッチを待ち構えていたのですが、まったくそんなことは起きなかった。『あれっ!? ボディータッチされない』とガックリ肩を落とす人が多く現れたのです」(前出関係者)
笹崎アナは入社前に日テレを提訴したことから、気が強い女性と思われているが、意外なことに当の本人は現場ではおとなしいという。
「笹崎は本当に静かで、ディレクターとかの指示を忠実に聞いています。むしろ同期の尾崎里紗アナの方が活発なイメージです」と芸能プロ関係者。笹崎アナに非はないものの、近年でもまれに見るほど注目を集めて入社したアナウンサーだからこそ生まれた“悲劇”と言えるだろう。
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