18日、千葉市から開催の延期を求められていた大規模な音楽フェスティバルが、予定通り開催されました。感染防止対策は徹底されたのでしょうか。
皆川玲奈キャスター
「午前10時50分を過ぎました。最初のアーティストのパフォーマンスが始まりまして、会場の前にいますと、重低音が響いているのが聞こえますね」
18日、千葉市で開催されたのは、大規模な音楽フェスティバル「スーパーソニック」。国内外から著名なアーティストが出演しています。
皆川玲奈キャスター
「会場前には長い列ができています。早い人は朝6時前に到着したそうです」
台風の接近で雨が降る中、会場の外は朝から来場客で長い列が・・・。
この音楽フェスをめぐっては、千葉市が新型コロナウイルスの感染状況などを踏まえ、開催の延期を要望。その後、後援を取りやめていました。
皆川玲奈キャスター
「Q.今回、フェスの様式として違うところは?」
来場客
「感染対策はすごくされていますよね。けさも体温測って、それを登録したりしています」
皆川玲奈キャスター
「Q.そういうものがあると、どうですか?」
来場客
「安心しますね」
先月、愛知県で開催されたいわゆる“密”フェス。酒が提供されるなど感染対策が徹底されず、関連する感染者の数は全国で45人にのぼっています。
18日、千葉市で開かれた音楽フェス。感染対策は徹底されたのでしょうか。アリーナ席には、観客が密集しないように座席を設置。客同士の間隔も取られているように見えます。酒類は販売せず、持ち込みも禁止し、来場者には不織布のマスクが配布されました。
今回のフェスには1日1万人の観客が見込まれていましたが、千葉市によりますと、18日正午時点で、2500人が来場しているということです。
千葉市の担当者
「お客さんも拍手とか声とか出さずに応援していた」
来場客
「『密にならないでください』とか、たまっていると声かけられて、話すのをやめなくてはいけない」
この音楽フェスは19日も開催されます。(18日15:49)
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