新潟市では伝統野菜・女池菜の収穫が行われています。
【松尾和泉アナウンサー】
「こちらの場所、私のひざ下くらいまで雪が積もっています。後ろには女池菜の畑があるのですが、雪でまったく見えません」
その畑の雪をスコップでかき分けビニールシートをめくると、中からは青々とした女池菜が姿を現しました。
【女池菜生産組合 山岸信一 組合長】
「収穫作業の手間が例年よりも雪の分だけ大変。雪のせいで収穫に手がつけられない人も出てくると思う」
新潟市中央区の鳥屋野地区で栽培されている女池菜は、毎年この時期に出荷の最盛期を迎えますが、今年は雪かきもしなければならず収穫作業が難航。
こちらの畑では1日に収穫できる量が例年の3分の1ほどに減っていると言います。
それでも寒さに耐えることで甘さが増すと言われる女池菜の品質は良好。この雪で例年以上に甘みが増しているということです。
【女池菜生産組合 山岸信一 組合長】
「温度が低くなると葉物野菜は甘くなっていくので、新潟の冬の野菜として皆さんに食べていただきたいと心から思っている」
女池菜の出荷は新潟市内のスーパーを中心に3月下旬まで続くということです。
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