# 「マダム・ウェブ」主演ダコタ・ジョンソン、ラジー賞受賞で話題

ダコタ・ジョンソンが主演を務めたスーパーヒーロー映画「マダム・ウェブ」が、今年のラジー賞(ゴールデンラズベリー賞)を受賞し、大きな注目を集めています。

同作品は2024年2月に公開されましたが、批評家からの評価は厳しいものとなり、結果的に「最低作品賞」「最低主演女優賞」「最低スクリーンコンボ賞」など複数の部門でノミネートされることになりました。

興味深いことに、ジョンソンはこの「受賞」に対して意外なほど前向きな反応を示しています。彼女は「ラジー賞は私にとって特別な意味がある」と語り、過去にサンドラ・ブロックが同じようにラジー賞を受賞した際のエピソードを紹介しました。

ブロックは2010年に「オール・アバウト・スティーブ」でラジー賞を受賞した後、実際に授賞式に出席し、風刺精神を楽しむ姿を見せました。そしてその翌日にはアカデミー賞で主演女優賞を受賞するという珍しい記録を作りました。

ジョンソンは「サンドラから『これは良いサインよ』と言われた」と明かし、この「受賞」をキャリアの転機と捉えているようです。業界関係者からは、ジョンソンのこのような柔軟な姿勢が評価する声も上がっています。

「マダム・ウェブ」はソニー・ピクチャーズのスパイダーバース作品の一つとして制作されましたが、興行的にも批評的にも期待を下回る結果となりました。しかし今回の出来事により、改めて注目を集めることになりそうです。

WACOCA: People, Life, Style.

Pin