見上げた夜空に星がなくても、そっと手を伸ばそうと思えていたあの頃に戻りたい
明けない夜はないって、信じていたいけど
7 MEN 侍がいないならもうずっとずっと暗闇なわけで
この数ヶ月、短いスパンでB&ZAIの現場にポコポコ入り、痛いほど「もう7 MEN 侍は居ない、戻らない」って実感させられた私は
明けない夜がありそうなことを初めて知った
便宜上自分の事を「亡霊」と表記しているだけで
亡霊をアイデンティティにする気は最初からないし
亡霊という言葉を都合よく使おうとも思ってない
検索避け的な意味合いもある
ただ、自分のおかれている立場や感情は傍から見れば「亡霊」なんだろう
仮に自分のことを「亡霊」とした場合、早く「成仏」して楽になってしまいたい、と最近思う
こっちだって亡霊になりたくてなってる訳じゃないし
B&ZAIを心の底から楽しむことも、7 MEN 侍のことを忘れることも、きっとこのさき一生出来ない
疲れてきた
全部何もかも忘れて、心の底から楽しめれば、B&ZAIの現場だってすべてがきっともっと素敵な思い出になるんだろうなと思う
そうであって欲しいし、そうなりたい
7MEN侍が居たことも、7MEN侍が教えてくれたことも、7MEN侍が連れていってくれた場所のことも、この景色を7MEN侍と見れなかった未練も
6人でフェス出れなかったことも、6人で武道館行けなかったことも、6人で単独アリーナできなかったことも、6人でドームやれなかったことも、ジャニーさんに最後に名付けてもらったグループを壊されたことも
7 MEN 侍の今野大輝がデビューできなかったことも
全部無かったことにして、私もオタクとして生まれ変われたら、最高に楽しいんだろうなーーーー
でも、それが出来ない
出来ないから、疲れちゃった
やっぱりまだ、7 MEN 侍を宝箱に仕舞い込むことはできそうにない
時々思い出す
2024年11月20日
今野大輝主演舞台 ミュージカル OZ 千秋楽
見学席にかつきとりんね
ふたりを指さしてジュンは、 今野大輝は、
「さむらいだー!」
と言った
詳しい時系列は分からないけれど、確実にこの前後で、彼らが侍では無くなってしまう何かがあったのだろうと思う
今野はこのとき、どんな気持ちで居たんだろう
その時は彼らはまだ7MEN侍だったのだから、当たり前っちゃ当たり前なんだけど
でも、やっぱりどんな思いだったのかなって思っちゃう
まあ今野のことだから、なにも考えてないのかもしれないけど
あの日聞いた「侍」という言葉が、今野から直接聞く最後の「侍」だったかもしれないと思ったら、もっともっと耳に焼き付けておけばよかったと、今更思う
解けていくシューレースがもどかしくても、結び直せない
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