18日、東洋大学法学部の同級生を名乗る人物から議長宛てに、新たな告発文が届いていたことが分かりました。
「卒業証書なるものの真実をお知らせします。あれは彼女と同期入学で平成4年3月に卒業した法学部学生が作ったニセ物です」
届いたのは、A4の紙3枚のテキスト文書です。そこには田久保市長の大学生活についても記されているといいます。
「彼女は入学して最初の1年間は講義を受けていたけれど、二年に進級したあとはほとんど大学に顔を見せず、バイクなどで遊び歩く毎日だったと記憶しています。彼女は単位不足で三年で進級できず、入学から四年がたった時点でニ年生を三回繰り返していました」
入学から4年が経過し、ほとんどの同級生は卒業を迎えましたが、こんな声が…。
「田久保だけ卒業できないのはかわいそうだ。お遊びで卒業証書を作ってやろう」
卒業生の有志がそれらしい体裁で作成したといいます。
告発文が詳細で具体的なため、受け取った中島議長は信用できる部分もあったと話します。
「卒業証書の内容も書かれていて、信憑(しんぴょう)性は分からないが、文章的にはなるほど、こういうこともあったのかなと」
■田久保市長 百条委の出頭を拒否
しかし、田久保市長は24日朝、自身のFacebookで文書を“怪文書”だと断じました。
「私の同級生で友人なのであれば、議長にだけ手紙を出して、私には何も連絡が無いというのも不自然な話だと思います。私の同級生で友人となると、実際には非常に人数が限られていますし、現在は(このようなこともあって)おおむね全員と連絡が取れています」(24日午前8時ごろ)
この投稿から8時間後、田久保市長は中島議長に対し、25日午前10時から開かれる百条委員会を欠席することを「出頭を拒否いたします」と文書で伝えました。
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