✅✅【レビュー】✅✅
🌟 良い点(高評価ポイント)🌟
✍️① 切なさと希望が同居した卒業バラード
卒業や別れに対する未練・祈り・感謝・未来への決意がすべて詰まった構成。
「さよならは未来のためにあるから」というラストの締めは秀逸。別れを前向きに昇華していて美しい。
✍️② タッキーと今井のコントラストが心に刺さる
・タッキー:やや高めで透明感のあるボーカルが**“繊細な想い”をそのまま表現していて胸に響く
・今井:中低音の安定した歌声で、“決意と優しさ”を支えるような印象。温かい余韻を残す。
✍️③ メロディがじわじわ沁みる
・ピアノ主体のしっとりしたアレンジがベースにあるが、サビでストリングスが広がって希望を感じさせる。
・「舞い上がれ 遥か遠く 君に届くように」の繰り返しが印象に残りやすい。情感の波を作るサビ構成が上手い。
⚠️ 悪い点(改善の余地)⚠️
❌① 歌詞が少し定型的な部分もある
・「桜が舞う」「ためいき」「声にならない」など卒業バラードでありがちなフレーズが散見される。
決して悪いわけではないが、新鮮さやひねりは弱め。
❌② 曲全体にメリハリがやや足りない
・バラードゆえの宿命か、後半に向けての盛り上がりがもう一歩あれば完璧。
・2番~ラストにかけて似た展開が続くため、ドラマティックな転調やブリッジが欲しいところ。
🎯 総合評価
・歌詞:普遍的だが美しい。締めの「さよならは未来のために」が刺さる。
・メロディ:切なくも温かい。じんわり心に残るバラード。
・歌唱:タッキーの儚さ×今井の安定感が絶妙。感情が伝わる。
・アレンジ:シンプルながら品がある。卒業ソングらしさを強く感じる。
・印象度:タキツバのラストナンバーにも通じる余韻と祈り。
🔚総合ポイント💡 どんな時に聴くのがベストか?🔚
🌸 卒業・旅立ちの日に まさにテーマ通り。別れの中に前向きさがあるので送り出しに最適。
🌙 夜にひとり静かに聴く 優しいメロディが心に染みる。涙腺にくる。
💔 別れのあとに 「想い出になる」「さよならは未来のため」といった言葉が慰めになる。
✍️ 手紙や作文を書く時に 自分の気持ちを整理するためのBGMとしても使える。
💬 総括コメント💬
・「卒業 ~さよならは明日のために~」は、タッキー&翼の繊細な表現力が最も映える“別れの名曲”。
・歌詞の一つひとつが感情の断片を丁寧に紡いでおり、バラードとしての完成度は高い。
・特にラストの《さよならは未来のためにあるから》というフレーズは、
聴く者の心を“切なさ”から“希望”に引き戻してくれる大事なメッセージになっている。
✅✅【歌詞】✅✅
🔹【1番】🔹
もしも一つだけ たった一つだけ
かなえられるなら なにを祈るかな
いまどこにいるの いま誰といるの
青い空見上げ そっと問いかける
With you すぐそばにいた頃の君はいない
With you 離れても変わらないと 約束したのに
たとえばぼくたちが想い出になる
そばのぬくもりには もうかなわないから
せつないためいきが 不意にこぼれた
舞い上がれ遥か遠く 君に届くように
🔹【2番】🔹
きっとその未来 ぼくはもういない
それだけのことに やっと気づいたよ
For me 迷ってたぼくの背を押してくれた
For me 微笑みに隠していた 悲しがる瞳
たとえば僕たちがさよならになる
そばにいてほしいと そうつぶやいていた
やるせない想いが声にならない
せめてこの祈りだけは君に届くように
🔹【・大サビ】🔹
終われない想い 空に放して
たとえ一人でも 歩いていくから
🔹【・ラストサビ冒頭】🔹
桜の花が舞う あの日のように
まぶしい想い出のヒカリをうつして
切ないためいきで 色鮮やかに
舞い上がれ この想いの
すべて届けてくれ
🔹【・ラストサビ】🔹
たとえば僕たちが、想い出になる
そばのぬくもりには もうかなわないから
さよならは未来のためにあるから
舞い上がれ 遥か遠く君に
届くように
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