「多元的共生社会における生涯学習を考える」シリーズ第24回
講師:鴻池朋子(アーティスト)、ドミニク・チェン(研究者、早稲田大学文化構想学部准教授)
開催日:2020年11月17日(火)オンライン(Zoom)
■大切なものは美術館の枠にはまらない
お二人の対談は、「グローバリズムとかの借り物の言葉を使わないで」と、言葉遣いそのものの確認から始まった。平日の夜。参加者は約100人。ユニークな展覧会を開いてきた鴻池さんと、それらを「おもしろいな」と鑑賞していたドミニクさん。話は自ずと「作品って、展示って、何なのか」に向かっていく。それはまるで鴻池さんの展覧会をドミニクさんと一緒に自由に観ているよう。最後にドミニクさんが「小径は一時的な獣道。放っておくとなくなる。でもそれがいい」と言えば、鴻池さんは「全く違う分野の人とでも開く道、抜け道を持っているのがいいな」。このシンポジウムそのものが視聴者にとっての“小径”になったのではないだろうか。
詳しいレポートは生涯学習開発財団 講演会のページをご覧ください。
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