Travis Japan・中村海人、“本家”山寺宏一の前でスティッチのモノマネ披露!緊張の中で魅せた挑戦と拍手に包まれた瞬間
人気ジャニーズグループ「Travis Japan」の中村海人(なかむら・かいと)さんが、ディズニーの人気キャラクター「スティッチ」のモノマネを“本家”である声優の山寺宏一(やまでら・こういち)さんの前で披露し、会場中から温かい拍手が送られた。この場面は、2025年6月に開催されたディズニー関連イベントでの一幕。緊張とプレッシャーの中で挑戦した中村さんのパフォーマンスに、多くの観客が胸を打たれた。

◆「本物」が目の前にいるプレッシャー
この日行われたのは、ディズニー映画『リロ・アンド・スティッチ』シリーズの特別上映イベントで、山寺宏一さんがゲストとして登壇。山寺さんは日本語吹き替え版でスティッチの声を担当しており、その独特なハスキーボイスとコミカルな演技で長年ファンから愛されてきた存在だ。

イベントには、ディズニーファンを公言する中村海人さんも招かれ、司会者から「何かスティッチにちなんだパフォーマンスをお願いできますか?」と促されると、少し照れたように笑いながら「じゃあ…モノマネ、やってみます」とコメント。会場がざわつく中で、いざ本番へ。目の前には“本物のスティッチ”とも言える山寺さんが座っているという状況――中村さんの顔からは緊張がにじみ出ていた。

◆緊張の中で挑戦した「スティッチの声」
中村さんは深呼吸をひとつしてから、あの特徴的な声で「オハナ。オハナは家族。家族はいつもそばにいる…」というスティッチの名セリフを再現。声を少し低くくぐもらせ、スティッチ特有の舌ったらずな発音も丁寧に再現しようとしていた。会場からはすぐに温かい笑いと拍手が巻き起こり、本人も「ホッ」としたような表情を浮かべる。

その様子を見ていた山寺宏一さんも満面の笑みを浮かべ、「うまいよ!これはすごい!」と即座に称賛の声を送った。続けて「実は、スティッチの声って意外と難しいんです。喉にも負担がかかるし、ニュアンスがすごく重要。でも中村くん、よく研究してるなって思いました」とコメントし、中村さんは恐縮しながらも感激した面持ちで頭を下げた。

◆「拍手が一番うれしかった」と中村海人
イベント後の囲み取材で中村さんは、「本当に緊張しました。山寺さんの前でスティッチのモノマネをするなんて…正直、人生で一番汗かいたかもしれません(笑)」と振り返る。「でも、会場のみなさんが笑って拍手してくれたのが、一番うれしかったです」と語り、心からホッとしたような笑顔を見せていた。

中村さんはTravis Japanの中でも個性的なキャラクターで知られ、アニメやゲームなどのサブカルチャーへの関心が深い。過去のインタビューでも「ディズニーが大好きで、スティッチは小さい頃から何回も見てきた作品」と語っており、今回の挑戦にもその愛情が感じられた。

◆SNSでも「可愛すぎ」「愛が伝わる」など称賛の声
イベント後、SNSではファンからの投稿が続々と寄せられた。

「うみんちゅのスティッチ、可愛すぎた…!」

「山ちゃんの前であれだけやれるなんて、勇気あるし、愛がすごい」

「拍手が起きたときのうみんちゅの表情が本当に嬉しそうで、こっちまで泣きそうになった」

など、応援と称賛の声が相次ぎ、「中村海人」「スティッチモノマネ」などが一時トレンド入りするほどの盛り上がりを見せた。

◆“挑戦するアイドル”としての姿勢
Travis Japanは、2022年にアメリカ・ロサンゼルスへ留学し、パフォーマンス力と語学力を磨いてきたグループ。2023年に世界デビューを果たし、日本でも国内外から注目を集める存在となっている。

その中で中村海人さんは、独自の世界観と柔らかなキャラクターでファンを魅了してきた。今回のように、自分の趣味や好きなものを前面に押し出し、恥ずかしがりながらも全力で挑戦する姿は、まさに“新しい時代のアイドル”像そのもの。彼のこうした一生懸命な姿勢が、多くの人の心をつかんで離さない理由だろう。

◆山寺宏一からのエール「また一緒にやりましょう」
イベントの最後には、山寺宏一さんが中村さんに「今度一緒にスティッチのセリフ、掛け合いしてみたいね」と優しく声をかける場面も。これに対し中村さんは、驚きと喜びを隠せない表情で「えっ、本当ですか!? ぜひお願いします!」と即答。その姿に観客も笑顔で包まれ、イベントは温かい雰囲気の中で締めくくられた。

このやりとりに、SNSでは「夢の共演が実現してほしい」「絶対配信して!」といった期待の声も寄せられ、今後の展開に注目が集まっている。

締めくくりに
スティッチのモノマネを“本家”の前で披露する――これは並大抵の勇気ではできないチャレンジだっただろう。しかし中村海人さんは、緊張に震えながらも、自分の「好き」という気持ちと真剣な姿勢で、見事にやり遂げた。その結果、会場からの拍手と尊敬のまなざし、そして山寺宏一さんからの賛辞という、かけがえのない宝物を得たのだ。

この日の出来事は、彼のアイドルとしての成長だけでなく、人としての魅力が改めて浮き彫りになった瞬間でもある。Travis Japanの今後の活動とともに、中村海人さんのさらなる活躍からも目が離せない。

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