今回は、ドラゴン・タトゥーの女という、2011年公開の映画を紹介したいと思います。
原作はスウェーデンの小説です。で、一度スウェーデンで映画化された後、ハリウッドで再映画化。僕の一番好きな映画監督デヴィッド・フィンチャーが撮っています。
そしてヒロイン・リスベットが、わかりやすくASDです。
ストーリー展開としては、探偵役のイケオジ・ジャーナリスト・ミカエルが、事件にひきずりこまれてゆく感じで、進みます。横溝正史の犬神家みたいな感じで、ある一族の闇に迫る物語として……開幕します。
ですが、ミステリとしては、やや甘口。
話のスケールかんとかジャンルとしては……吉田秋生の『バナナフィッシュ』とかが近い気がします。ハードな設定とナイーブな登場人物が、優しい人と関わることで、己の欠落に気づき、回復に向かう。設定よりもムードや感情が重視されがち。
ASDの少女リスベットが、自分の特殊能力を通じて、仕事上の相棒となった、ミカエルとの間に信頼関係が築かれてゆくことが、物語の幹であり……謎解きは枝葉という感じです。
で……この『ドラゴン・タトゥーの女』は、アスパーガールに対する、男がとるべきモテ行動が描かれていて……これは、現実でも使えるのではと思いました。
熱量がなく、ふわっとしていて「ヤレヤレ」という感じで、まあ相手の要望を受け入れる。この優柔不断な感じは、日本の男も真似しやすい。
そういうわけで、ASD女子を口説きたい方は『ドラゴン・タトゥーの女』を見れば……答えが見つかる……かも……しれません。。知らんけどな
#ドラゴン・タトゥーの女
#ダニエル・クレイグ
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