新潟を拠点に活動するアイドルグループNGT48の西村菜那子さんは、アイドル界きっての駅伝マニア。公演でも駅伝について語りまくるなど、駅伝愛に満ちたエピソードは数知れず。アイドル界の頂点を目指して快走中の西村さんに、4日の第50回全日本大学駅伝記念大会を“ガチ予想”してもらった。
――まず、全日本大学駅伝の特徴、箱根駅伝との違いを教えてください。
全日本は総距離が箱根の半分程度と短く、よりスピード感のある駅伝になるのが特徴です。1区間の平均距離は箱根の21キロに対し、13キロです。出場選手について1万メートルや5千メートルの記録が公表されていますが、全日本の場合はこの記録を参考に予想がしやすいとも言えます。
――それではさっそく、大会予想をお願いします。優勝候補は。
10月の出雲駅伝を制した青山学院大が大本命です。選手層が厚いうえ、けが人が少ないのが強みです。出雲で1区を走った橋詰大慧選手(4年)は、めちゃくちゃすごいんですよ。策士です、本当に。最初は真ん中のほうにいて、様子を見るんです。みんなが疲れたタイミングでピッと前に出るんですよ。出雲のときは本当にすごいなと思いました。また、主将の森田歩希選手は父親が国学院大の元監督で、「駅伝の申し子」のような選手です。
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