「news every.」の桐谷美玲キャスターが伝える子どもたちの学びに関するニュース。今回は中学受験の話です。

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https://news.ntv.co.jp/category/society/833a91ced0c341fb841fcc28317a670b

桐谷美玲キャスター
「首都圏では今年、約5万2000人が受験しました。受験というとペーパー試験のイメージが強いと思うのですが、実は今、『プレゼンテーション形式』を導入する中学校が増えているんです。

東京の八王子にある私立中学校、八王子実践中学校では、受験生たちが今まで頑張ってきたことなどをプレゼンしてもらう形式の入試方法を実践しています。持ち時間は1人10分以内で、事前のエントリーシートとあわせて、頑張ったことや苦労したことなどを自分の言葉で面接官に伝えられるかが、評価のポイントになるそうです」

森圭介キャスター
「このプレゼン形式に加えて、国語や算数のペーパーテストがあるんですか?」

桐谷キャスター
「この学校のプレゼン入試では一切なくて、プレゼンだけで勝負です。ちなみに、自分の考えをまとめる形のペーパーテスト型の入試も選べるそうです」

鈴江奈々キャスター
「こういう取り組みは、広がってきているのでしょうか?」

桐谷キャスター
「そうなんです。中学校受験に詳しい首都圏模試センターの北一成さんによると、首都圏にある約300校の私立中学校のうち、200校がこうしたプレゼン入試をはじめとする、新しいタイプの入試を導入しているそうです」

桐谷キャスター
「東京・中野区にある私立中学校、宝仙学園順天堂大学系属理数インター中学校では、自分の好きな本と、その本を読んで自分がどう成長したか発表する読書プレゼン入試や、テーマに基づいて意見を発表する入試、一般的なペーパー入試など、12種類ものパターンの中から、自分が一番力を発揮できそうだと思うものを選び、受験できるそうです」

森キャスター
「おもしろい!」

桐谷キャスター
「入学したあとも、授業の中でプレゼンやグループワーク力などを鍛え続けていくそうなんです」

「理数インター中学校の米澤貴史先生は『いろいろな能力を持っている子を、入試でとってみようというところでやっている』と話していました」

桐谷キャスター
「新しいタイプの入試が増えている背景には、グローバル化や情報社会に対応するための判断力、さらにはコミュニケーションスキルなど、子どもたちに求められる力が変わってきたことがあります。さらに、得意なことを入試にすることで、さまざまな個性が集まり、子どもたちの自己肯定感の向上にもつながっていくといいます」

森キャスター
「ペーパーテストで測れるものも、もちろんありますが、価値観が多様化していますから、いろんな入試のスタイルで見ていくのはおもしろいですね。時代にあわせて受験もアップデートされていると感じました」
(2025年2月13日放送「news every.」より)

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