ゆうがお。未熟果はかんぴょう(干瓢)に加工されるほか、トウガンと同じように調理してもよい。かんぴょうはユウガオの実を細長い帯状に剥いて加工したもので、巻き寿司や汁物などに使われ食用にされる。主にマルユウガオからかんぴょう(干瓢)は作る。かんぴょうは、水の中でよくもみほぐしてやわらかくしてから調理される。沖縄県においてはチブル(頭の意)と呼ばれ、かんぴょうにするよりも冬瓜と同じように煮物、汁物にしたり、炒め物、または生のまま胡麻和えなどにして食べるほうが一般的。山形県および新潟県の郷土料理「クジラ汁」の具材。実は食用のほか容器としても用いられる。

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