登壇者 金 正則(原告)、神原 元(弁護士)、岩下 結(編集者)、池田 香代子(在日の金くんヘイト裁判チーム)、鈴木 信平(在日の金くんヘイト裁判チーム)
①〔上申書〕
2024年 7 月23日 原告:金 正則
当方からの令和 6 年 3 月 21 日付けの提訴予告通知に対し、令和 6 年4月 26 日、被告 代理人からの謝罪文が、解決金 30 万円の提示とともに届きました。
しかし、その間、4月7日に「在日の金君達にこれを広めて欲しい。やってくれるかなぁ。」(朝鮮人慰安婦像の写真と『慰安婦詐欺もう止めよ』の画像をリツイートして)、
その後の5月2日に「また出た、朝鮮人の犯罪。止まらないね。」(強盗事件の報道に)、 5月 18 日に「わははは。嘘はお家芸なので。一体何度噓を吐かれた事か。在日は嘘は宜し く無いです。」、6月8日には「被差別者が無くならない限り、『差別』は無くならないよ。 分かってる?差別は作られるものだから」、7月 19 日「日本に持ち込むなよ、在日朝鮮人 (コリアン、韓国人)金くん、金くん、朴くん、えっとぉ他多数。」(韓国のデモの写真投稿 をリツイートして)などの投稿がありました。それらは X(旧ツイッター)上に現在も上が ったままです。
謝罪文と現実の SNS への投稿活動のギャップには唖然とするしかなく、自身の「差別」 意識とそれを元に行った「ヘイトスピーチ」の「罪」を全く自覚していないように見え、 「謝罪」の意図が不明です。
上記で「在日の金」に触れた投稿は2つですが、それ以外の「在日」「在日朝鮮人」と いう投稿にも、私には自分に向けられたものとして、全く同じ被害感があります。それが 属性をひとくくりにして人の尊厳そのものを攻撃、破壊するヘイトスピーチの特性です。
加えて、令和6年7月8日に届いた被告準備書面においてさえ、発信の動機説明に「在日 朝鮮人の日本における犯罪に心を痛め」とあります。これも、属性と犯罪を結び付ける危険 な発想です。
被告は、本裁判で対象に上がった全ての投稿について、それらがヘイトであるかないか を争うとしています。例えば投稿1の「在日の金くん、朝鮮人ってやっぱり馬鹿だね。救い 様がないよな。」は、「在日朝鮮人」という属性全体に対するあからさまな見下しとその定式 化、すなわち差別であり、それをまわりの人間や、社会に広げていくヘイト投稿です。他の 投稿も基本構造は同じで、犯罪者集団としての見なしや排除などが加わります。
本裁判において、被告の投稿が「適切ではなかったこと及び原告の精神的苦痛を与えた」 だけではなく、差別を伴った「ヘイト投稿」であるとしっかりと判定していただきたいと 思います。
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在日の金くんヘイト裁判チーム
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