*コメントされる方はここを先にお読みください*
サムネイルとタイトル通りに誤った認識をされている方々のために、~ヒグマの冬眠について~【ヒグマ知見の集約】も併せて制作させていただきました。
2025年1月10日追記:コメントで「音が小さい」というコメントをいただきました。PCないしスマホ本体の音量を上げる、YouTubeの音量バーで上げる、またそれでも聴こえないのであれば耳が悪い可能性が高いですのでヘッドホンないしイヤホンをしてください。耳の悪さに自覚がないのであれば耳鼻科に行って聴力検査をおすすめします。馬鹿にして言っているわけではありません。軽度の難聴でも放置しておいたら、大きな事故に繋がる恐れがあるからです。また他のコメントで「観る気がなくなった」というのもありましたが、観なければいいだけの話です。わざわざコメントに残す必要はありません。その時間が無駄です。こちらとしても削除するのが手間です。
2025年1月10日追記:コメント欄を承認制に切り替えました。理由は動画内容に沿ったコメントをしない人が3人以上出たからです。動画内容に関係しないコメントやふざけた表現をするコメントについては皆さんの目に触れる前にすべて削除します。

動画内でおすすめしている書籍はこちら。
「OSO18を追え〝怪物ヒグマ〟との闘い560日 藤本 靖」

また、『Fish & Hunt 』さんのチャンネルで『OSO18の真実 ~560日の追跡記録~』が公開中です。

公開期限がありますので観られるうちにご覧ください(現時点では1月10日、明日まで)。当事者にしか得られない映像や写真が豊富であり、『OSO18を追え』本書を読む際にはイメージしやすくなると思います。
また、キムンカムイミンタラさんのチャンネルで知床半島トレッキング中にヒグマの足跡を見つけた動画が投稿されています。鮮明な足跡ですのでこちらもご覧ください。
『熊対策 番外編 知床の最奥で見た足跡と食品ゴミ問題について考える』

●本映像の目的
 本映像はすずしん工房コラムの現地調査解説版として巷にはびこるヒグマに関する誤った知識やヒグマへの対応、ヒグマへの接し方などを正していくという目的で制作しています。とくに昨今YouTubeやその他映像媒体等で観られる野性のヒグマへの『撮影のための不必要な接近』や『実験動画の数々』は目に余るものがあります。これらを止められるのはそれを観ている視聴者の皆様方であり、僕ではありません(もちろん、やれることはやりますが僕1人では限界があります)。
 道東で5年間に渡り、猛威を振るったOSO18は結局は人間が生み出したヒグマでした。
 「OSO18は人間側が気をつけていれば生まれなかった可能性がある」とOSO18特別対策班のリーダーを務めた藤本靖さんは著書『OSO18を追え』で語っておられます。
 今一度、視聴者の皆様方が観ているであろうヒグマに関する他のチャンネルさんの動画、そのチャンネルの内容の精査をしていただきたいなと僕は切に思います。
 動画投稿者「バズればいい」、視聴者「面白ければいい」…この2つの要素が不幸な人とヒグマとの接触を引き起こしているのは皆さんも『ピザ熊の悲劇』をご覧になってすでに理解していることでしょう。
 ヒグマの映像を観たくなる気持ちは分かります。でも、それが動画投稿者のエスカレートに繋がり、人身事故、事件に発展する恐れがあるのなら観るべきではありませんし、そういったチャンネルを応援するべきでもありません。
 ヒグマとの正しい接し方、考え方、その基本をすずしん工房で学んでいってくださればと思います。

↓動画内で紹介した動画とその他関連する動画↓
HTBさんの1月6日の現地取材映像。足跡も映っています。
『北海道・増毛町でクマの足跡 冬眠していなかったり眠りが浅いクマがいる可能性 ドングリの豊作が影響?』

『ヒグマの足跡解説』

『雨竜沼湿原』

『OSO18完全解説』

↓おすすめする書籍↓
「OSO18を追え〝怪物ヒグマ〟との闘い560日 藤本 靖」
全編通してヒグマ知見にあふれています。現代の『ヒグマとの戦い』が描かれており、今、一番おすすめするヒグマの本です。

「クマにあったらどうするか アイヌ民族最後の狩人 姉崎等 (ちくま文庫)」
ヒグマについてはこちら。おすすめする理由は対談形式で一般人が思うような疑問に対して淡々と経験則を答えており、読みやすいから。
専門家ではなく、狩人の視点でヒグマを見ており、ヒグマの思考を読める(知れる)。
そんなのも昔は効果があったの!?というようなことまで書かれており面白い。

「山でクマに会う方法 米田 一彦 (ヤマケイ文庫)」
ツキノワグマについてはこちら。ツキノワグマ研究の第一人者で専門家の本だが”クマ追い”という独特の方法で研究をしてきた点やツキノワグマの思考にも着目しており、なるほどと思えることが多い。
基本的な対処法やメリットデメリットも経験的に書かれており、比較的読みやすいので万人におすすめできる。

※コメントは承認制です。コメント欄は公共のコミュケーションの場でもありますので、本動画の内容に沿うコメント内容にし、モラルを大切にしてください。お願いします。

使用音源:北海道の厳冬期の焚き火と渓流の水音

#ヒグマ #クマ #すずしん工房

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